子どもがロブロックスで「信頼できる友達」を追加したい|親が承認する前に確認すること

「○○君を信頼できる友達にしたいから承認して」

子どもから突然こう言われても、普通の友達と何が違うのか分からなければ、承認してよいか判断できません。

2026年現在のロブロックスでは、「信頼できる友達」は単なるお気に入りの友達ではありません。

家族や学校の友達など、現実でも知っていて信頼している相手と、通常より広い範囲でコミュニケーションするための特別な友達設定です。

13歳未満では、1人追加するたびに保護者の承認が必要です。

親が承認前に確認したいのは、

「子どもが仲良くしているか」

だけではありません。

まず、その相手が現実では誰なのか。

次に、なぜ普通の友達ではなく「信頼できる友達」にする必要があるのか。

この2つです。

「信頼できる友達」は普通の友達より一段深いつながり

ロブロックスには普通の「友達」と「信頼できる友達」があります。

普通の友達でも、一緒にゲームへ入ったり、条件を満たせばチャットしたりできます。

しかし信頼できる友達になると、年齢による通常のコミュニケーション範囲を超えてやり取りできる場合があります。

たとえば通常なら年齢差が大きくてチャット対象にならない兄弟や親子でも、信頼できる友達なら一緒にチャットできます。

これが、この機能を作った大きな理由の一つです。

つまり保護者の「承認」は、

「このユーザーを友達リストへ入れてよい」

というだけではありません。

「この相手は、通常より広いコミュニケーションを許してよい相手だ」

という判断に近くなります。

最初に確認するのは「その人、誰?」

承認画面が来たら、まず子どもに相手との関係を聞きます。

「この子は誰?」

で十分です。

学校の同級生。

近所の友達。

いとこ。

兄や姉。

以前の学校の友達。

家族ぐるみで知っている人。

こうした相手なら、親も関係を確認しやすいでしょう。

一方、

「ロブロックスで知り合った」

「半年くらい一緒に遊んでいる」

「毎日ゲームで話している」

という答えなら、意味が変わります。

長く一緒に遊んでいることと、現実の人物を確認できていることは同じではありません。

Robloxだけで知り合った相手なら、急いで承認しなくてよい

ロブロックス上で仲良くなること自体が悪いわけではありません。

同じゲームを好きな子同士が何度も会えば、本人にとっては大切な友達になることもあります。

ただし、「普通の友達」と「信頼できる友達」は分けて考えられます。

ゲーム内で一緒に遊ぶだけなら、普通の友達のままでもできることがあります。

それなのに、

「信頼できる友達にして」

と言われたら、

「それにすると何ができるようになるの?」

と子どもに聞いてみます。

ゲーム外でも話したい。

年齢が違うから通常チャットでは話せない。

ボイスを使いたい。

グループでずっと話したい。

という理由なら、まさにコミュニケーション範囲を広げるための申請です。

相手のことが分からない状態なら、そこでいったん保留にできます。

「年齢確認済み」でも、その人物が誰かを保証するわけではない

信頼できる友達を使うには年齢確認が必要です。

ここで、

「Robloxが年齢確認しているなら相手も安全なんだ」

と思うかもしれません。

しかし年齢確認は、主に利用者を適切な年齢層へ分けるための仕組みです。

親が知りたい、

「本当に子どものクラスメートの○○君なのか」

「本人が言っている家族・親戚なのか」

まで保証してくれる仕組みではありません。

年齢確認済みという表示と、

現実で誰なのか確認できていること

は分けて考えた方がよいでしょう。

相手の年齢層も確認する

信頼できる友達を追加するときは、相手との年齢差も見ます。

ロブロックスでは通常、年齢確認の結果に応じてチャットできる相手の年齢層を制限しています。

信頼できる友達は、その年齢の壁を越えて家族や実生活の友達と交流できるようにする仕組みです。

だから、

10歳の子どもが10歳の同級生を追加したい

場合と、

10歳の子どもが18歳以上のユーザーを追加したい

場合を、同じ「友達申請」と考える必要はありません。

後者なら、

「誰なの?」

「どうして知っているの?」

を具体的に確認した方がよいでしょう。

実の兄。

叔父。

家族の知人。

など、関係を確認できるなら意味が分かります。

「ゲームで知り合った大人」は別です。

13歳未満なら親が一人ずつ承認する

13歳未満では、信頼できる友達を追加するたびに保護者の承認が必要です。

子どもが申請すると、保護者へメールが届くか、ペアレンタルコントロールの「保留中のリクエスト」に表示されます。

承認依頼は24時間で期限切れになります。

期限が切れても、必要なら子どもがもう一度申請できます。

そのため、

「今すぐ押して」

と言われても急ぐ必要はありません。

分からない相手なら、先に子どもから話を聞いてから判断できます。

相手も13歳未満なら、相手の親も承認する

子ども同士が13歳未満の場合は、自分の家庭だけで承認が完了するわけではありません。

こちらの親が承認したあと、相手側の保護者も承認する必要があります。

学校の同級生同士なら、

「相手のおうちも、このつながりを知っているんだね」

と確認しやすくなります。

ただし、相手の親も承認したから絶対安全、という意味ではありません。

両家がオンラインでの交流を認識していることが一つ増える、と考える程度がよいでしょう。

「信頼できる友達」にすると年齢をまたいで話せる

普通のチャットは、年齢確認結果に応じて同年代や近い年齢のユーザーに制限されています。

信頼できる友達では、この通常の年齢区分をまたいでチャットできる場合があります。

これは親子や年の離れた兄弟には便利です。

たとえば大学生になった兄と小学生の弟。

親と子。

年の離れたいとこ。

こうした現実でも関係のある人が一緒にロブロックスを遊ぶためには合理的です。

反対に、現実では知らない年上ユーザーに対して同じ範囲を開く必要があるかは、別に判断する必要があります。

13歳以上では会話の自由度がさらに上がる場合がある

「信頼できる友達」は、低年齢の子どもだけの機能ではありません。

13歳以上になると、年齢や地域によっては、信頼できる友達とのパーティーでボイスチャットなどが利用できるようになります。

また、一部の直接パーティーチャットでは、通常の文字フィルターを外した会話ができる場合があります。

ただし、ゲーム内の通常チャットでは標準フィルターが残ります。

ロブロックス側も、信頼できる友達との会話を含め、子どもへの重大な危害につながるやり取りについて監視を継続するとしています。

それでも、

「普通の友達より会話の自由度が上がる」

ことは、親が承認前に知っておきたいポイントです。

9~12歳ではゲーム外チャットにも関係する

9~12歳では、「チャット」タブを使ったゲーム外の会話は、信頼できる友達が中心になります。

つまり、

ゲームをしている間だけ話す

のと、

ゲームを終えたあとにもチャットを続ける

では意味が違います。

子どもがなぜその相手を「信頼できる友達」にしたがっているのか聞いたとき、

「ゲームしていないときも話したい」

という答えなら、交流の範囲が一段深くなることを理解して承認する必要があります。

年上の相手ほど「現実の関係」を具体的に確認する

13~17歳と18歳以上のユーザーが信頼できる友達になる場合、RobloxはライブQRコードやスマートフォンの連絡先など、現実のつながりを示しやすい方法を使うよう制限しています。

ライブQRコードは、画面のスクリーンショットを送って読み取るのではなく、その場で相手のコードを読み取る仕組みです。

こうした制限があることからも、「信頼できる友達」は単にゲーム内で仲良くなった相手を片っ端から登録するための仕組みではありません。

特に相手が成人なら、

家族なのか。

親戚なのか。

学校・スポーツなど現実の活動で知っている大人なのか。

まで確認してから判断した方がよいでしょう。

「学校の友達」なら自動的に承認、でもない

反対に、

「同じクラスだから承認して大丈夫」

とも限りません。

学校の友達なら現実の人物は確認できます。

しかし、子ども同士の関係が良好かは別です。

最近けんかしている。

ゲーム内でアイテムを要求されている。

仲間外れにされないために仕方なく追加しようとしている。

ロバックスを送るよう頼まれている。

といった事情があるなら、信頼できる友達にすることで関係をさらに深くする必要があるか考えます。

「実在を確認できる」は承認条件の一つであって、それだけで承認決定ではありません。

承認前に「なぜ普通の友達ではダメなの?」と聞く

判断するときに分かりやすい質問です。

子どもが、

「弟だから年齢が違って普通のチャットができない」

「転校した学校の友達とゲームが終わってからも話したい」

と言うなら、信頼できる友達にする目的が見えます。

一方、

「相手にそうしろと言われた」

「理由は分からない」

「そうしないとアイテムをくれない」

というなら、承認を急ぐ理由はありません。

信頼できる友達という機能が必要な理由を、子ども自身が説明できるかを見ると判断しやすくなります。

外のアプリへ移ろうと言われていないかも聞く

信頼できる友達になったあと、

「Discordで話そう」

「SNS教えて」

「電話番号送って」

と別サービスへ誘われる場合があります。

Roblox内では年齢確認、チャット制限、フィルター、通報などの安全機能があります。

外のサービスへ移れば、Roblox側の保護は使えなくなります。

ロブロックス自身も、外部サイトへ会話を移すことによるリスクに注意を呼びかけています。

親が承認するときは、

「ロブロックスで一緒に遊ぶための友達」

なのか、

「そこから別のアプリでもつながろうとしている相手」

なのかを見ることも大切です。

個人情報を知っているから「現実の友達」とは限らない

ここは逆に考えないようにします。

相手が、

子どもの本名を知っている。

住んでいる県を知っている。

学校名を知っている。

からといって、実生活の友達である証明にはなりません。

オンラインで子ども自身が話してしまった可能性もあります。

親が「現実で知っている」と判断するときは、

実際に会ったことがある。

同じ学校だと確認できる。

家族・親戚として知っている。

など、オンラインで聞いた情報以外を基準にした方が分かりやすいでしょう。

承認後も「永久に信頼する」という意味ではない

一度承認したからといって、ずっと信頼できる友達のままにする必要はありません。

子ども自身は、相手を通常の友達へ戻したり、友達自体を削除したりできます。

問題があれば通報もできます。

13歳未満の子どもについて、保護者はペアレンタルコントロールから友達を確認し、不安な相手をブロック・通報できます。

ただし、保護者側には子どもの「信頼できる友達」を自由に通常の友達へ戻す操作ではなく、交流を止めたい場合はブロックする方法が用意されています。

だからこそ、

「あとで簡単に戻せばいいから、とりあえず承認」

より、最初に誰なのか確認しておく方がよいでしょう。

「信頼できる」と表示されてもRobloxが人物を保証しているわけではない

名称が少し誤解を招きやすいところです。

「Trusted(信頼できる)」という表示は、

Robloxがその人を審査して、

「この人物は安全です」

と認定したマークではありません。

本人たちが、知っていて信頼する相手として特別な関係を設定したことを示すものです。

そのため親が見るときも、

「Robloxが信頼できると言っている」

ではなく、

「うちの子が、この相手へ通常より広いコミュニケーションを許したいと言っている」

と読み替えると分かりやすくなります。

承認してよいか迷ったら、相手ではなく「関係」で判断する

親が相手のゲーム名やアバターを見ても、その人物が安全かどうかを完全に判断することはできません。

そこで見るのは関係です。

現実で誰なのか説明できる。

親もその関係を確認できる。

信頼できる友達にする理由が分かる。

年齢差があっても、その理由を説明できる。

何かをもらう条件として追加するわけではない。

外部アプリへ誘導するための関係ではない。

こうした状態なら、承認を検討できます。

反対に、

Robloxでしか知らない。

実年齢・関係が分からない。

大人だが誰なのか分からない。

信頼できる友達にしないと何かをあげないと言われている。

外部SNSへ移ることを求められている。

という場合は、承認を急がず、普通の友達のままで何が困るのか確認した方がよいでしょう。

親の「承認」は、相手を知っていると判断したときに押す

13歳未満の「信頼できる友達」承認は、単なるアプリの許可画面ではありません。

ロブロックスがこの機能を作った目的は、親子、兄弟、学校の友達など、現実でも関係のある人が年齢差を越えて一緒に遊び、話せるようにすることです。

だから承認前に見るのは、

「仲良し?」

だけではありません。

「誰?」

「どうやって知り合った?」

「なぜ普通の友達ではなく、信頼できる友達にするの?」

ここまで聞きます。

現実の関係を確認でき、その機能を使う理由にも納得できれば承認を検討する。

オンラインだけの知り合いで、相手が誰なのか確認できないなら、無理に信頼できる友達へ上げる必要はありません。

普通の友達から「信頼できる友達」へ変える境界は、ゲーム内でどれだけ仲良くしたかではなく、現実で誰なのか確認できるか。

親が承認するときは、そこを基準にすると判断しやすくなります。

出典

Roblox Corporation|信頼できる友達は、どのように追加できますか?

Roblox Corporation|信頼できる友達機能を解除

Roblox Corporation|安全に関するよくある質問

Roblox Corporation|ペアレンタルコントロール

Roblox Corporation|「Friends」が復活:信頼できる友達の輪を広げ、チャットやゲームを楽しむ新しい方法

Roblox Corporation|Roblox セーフティセンター

Roblox Corporation|友達とメッセージ交換やチャットをする方法

Common Sense Media|Parents’ Ultimate Guide to Roblox(保護者向け安全ガイド)