子どものロブロックスを見ていたら、「信頼できる友達」という表示が出てきた。
「普通の友達と何が違うの?」
「子どもから承認してと言われたけれど、許可して大丈夫?」
初めて見ると分かりにくい機能です。
「信頼できる友達」は、単に仲のよい友達へ付けるマークではありません。
普通の友達よりも、年齢をまたいだチャットなど追加の交流機能を利用できるようにするための特別な友達設定です。
そのため、子どもの友達全員を「信頼できる友達」にする必要はありません。
一緒にゲームをするだけなら普通の友達のままで足りる場合があります。
「この相手とは、普通の友達より広い範囲でチャットさせてもよい」と判断できる相手だけを信頼できる友達にする、と考えると違いが分かりやすくなります。
- 普通の友達でも一緒に遊べる
- 信頼できる友達にすると年齢の違う相手とも交流しやすくなる
- 普通の友達と信頼できる友達の違い
- 「信頼できる」はRobloxが安全を保証したという意味ではない
- 保護者が承認するときは「現実で誰なのか」を聞く
- 13歳未満は子どもだけで信頼できる友達にできない
- 親と子どもは条件を満たせば自動的に信頼できる友達になる
- 年齢確認していないと信頼できる友達を使えない
- 13歳以上ならチャットの自由度が上がる場合がある
- 9~12歳は信頼できる友達でも安全フィルターが残る
- QRコードを使うのは「実際に知っている相手」を確認しやすくするため
- 信頼できる友達になると年齢層が見える場合がある
- 普通の友達へ戻すこともできる
- 「友達だから承認」ではなく、追加機能が必要かで決める
- 保護者は「普通の友達」と「信頼できる友達」を同じ基準で見ない
- 「信頼できる友達」は安全認定ではなく、通信権限を広げる相手
- 最終監査
普通の友達でも一緒に遊べる
まず、「信頼できる友達にしなければ友達として遊べない」という仕組みではありません。
ロブロックスでは普通の友達になると、相手がオンラインか確認したり、一緒にゲームへ参加したり、パーティーを作ったりできます。
年齢確認を終えていて、お互いの年齢層や設定が通信条件を満たしていれば、普通の友達同士でもチャットできる場合があります。
つまり、
「学校の友達とロブロックスで一緒に遊ぶ」
というだけなら、必ずしも信頼できる友達へ変更する必要はありません。
普通の友達の上に、追加の交流機能を使える状態として「信頼できる友達」があると考えるとよいでしょう。
信頼できる友達にすると年齢の違う相手とも交流しやすくなる
2026年のロブロックスでは、チャットできる相手を年齢確認による年齢層で制限しています。
通常は、自分と同じか近い年齢層のユーザーを中心にチャットできます。
しかし、現実の家族では年齢が違うのが普通です。
たとえば、
8歳の子どもと親。
10歳の子どもと高校生の兄。
中学生と年上のいとこ。
こうした実際に知っている家族まで「年齢が違うから話せない」とすると不便です。
そこで使われるのが「信頼できる友達」です。
お互いが年齢確認を済ませ、必要な承認をしたうえで信頼できる友達になれば、年齢層が違う家族や友達とも交流できる範囲が広がります。
「年齢制限をなくす機能」というより、年齢制限の中に「現実でも知っている特別な相手」という例外を作る仕組みに近いものです。
普通の友達と信頼できる友達の違い
違いを整理すると次のようになります。
| 普通の友達 | 信頼できる友達 | |
|---|---|---|
| 一緒にゲームで遊ぶ | できる | できる |
| オンライン状態を見る | できる | できる |
| 年齢確認 | チャット利用には必要 | 信頼できる友達になる前提として必要 |
| 年齢の近い友達とのチャット | 条件を満たせば可能 | 可能 |
| 年齢層をまたぐチャット | 制限される場合がある | 利用できる範囲が広がる |
| 13歳以上のより自由度の高いチャット | 条件による | 条件を満たす信頼できる友達で利用可能 |
| 13歳未満 | 普通の友達になれる | 一人ずつ保護者の承認が必要 |
| 相手の年齢層 | 通常の友達とは扱いが異なる | 年齢確認済みの対象ユーザーには表示される場合がある |
実際に使える機能は、本人の年齢層と地域によって変わります。
そのため、「信頼できる友達にしたら必ず全部の機能が使える」と考えるのではなく、普通の友達より交流範囲を広げるための設定と考えてください。
「信頼できる」はRobloxが安全を保証したという意味ではない
保護者にとって、ここが一番大切です。
「信頼できる友達」と表示されていると、ロブロックス側が相手の人柄まで調べて「この人なら安全」と認定したように感じるかもしれません。
そういう制度ではありません。
年齢確認は行われますが、「誰を信頼できる友達にするか」を決めるのは利用者側です。
Roblox自身も、家族や学校の友達など「知っていて信頼している相手」を想定した機能として説明しています。
したがって、
「ゲームで何度も一緒になったから」
「チャットで仲良くなったから」
「優しそうだから」
というだけで、保護者がその人物について何も知らないなら、普通の友達から信頼できる友達へ変更するかは慎重に考えた方がよいでしょう。
名前の「信頼できる」を、その相手が安全だという証明と受け取らないことが重要です。
保護者が承認するときは「現実で誰なのか」を聞く
13歳未満の子どもが誰かを信頼できる友達へ追加する場合、保護者の承認が必要です。
そのときに確認したいのは、
「この子と仲良し?」
だけではありません。
「学校の同じクラスの○○君」
「近所に住んでいるいとこ」
「お兄ちゃん」
のように、保護者から見ても相手との関係が分かるかを確認します。
相手のRoblox上のユーザーネームと、現実の誰が対応しているのかまで分かれば判断しやすくなります。
反対に、
「ロブロックスで知り合った人」
「本名は知らない」
「何歳かは画面でしか知らない」
という相手なら、信頼できる友達へ上げなければならない理由があるのか考えてください。
普通の友達のまま一緒にゲームをする方法もあります。
13歳未満は子どもだけで信頼できる友達にできない
13歳未満のユーザーでは、信頼できる友達を追加するときに保護者の承認が必要です。
子どもがリクエストを出すと、紐づけられた保護者アカウントの「保留中のリクエスト」などから確認できます。
相手も13歳未満なら、相手側の保護者の承認も必要です。
つまり、
「子ども同士で信頼できる友達ボタンを押せば終わり」
という仕組みではありません。
保護者が一人ずつ確認する工程が入ります。
これは「誰と遊んでよいか」を毎回親が選ぶというより、普通の友達より広い通信機能を与える相手について、親にも判断させる仕組みと考えると分かりやすくなります。
親と子どもは条件を満たせば自動的に信頼できる友達になる
親子でロブロックスを一緒に使う場合には、少し仕組みが違います。
親と子どもの両方が年齢確認を行い、保護者アカウントと子どものアカウントを紐づけ、さらにロブロックス上でも友達になっている場合、親子は信頼できる友達へ自動的に変更されます。
これにより、親子で年齢層が大きく離れていても、一緒に遊びながらチャットしやすくなります。
「子どもと一緒に遊びたいのに年齢が違うからチャットできない」という場合には、この仕組みを確認します。
年齢確認していないと信頼できる友達を使えない
普通の友達から信頼できる友達へ変更するには、年齢確認が前提です。
そのため、
「信頼できる友達を追加する項目が出てこない」
という場合は、まず設定を探すのではなく年齢確認が済んでいるか確認します。
2026年のロブロックスでは、顔を使った年齢推定などによって利用者を年齢層へ分けています。
その年齢層を使って、
普通の友達とどこまで通信できるか。
信頼できる友達として誰を追加できるか。
どの通信機能を使えるか。
を決めています。
アカウントに入力した誕生日だけで信頼できる友達機能を使えるわけではありません。
13歳以上ならチャットの自由度が上がる場合がある
13歳以上では、信頼できる友達になることで使える通信機能がさらに広がります。
条件を満たす信頼できる友達との間では、通常よりフィルターの少ないテキストチャットや、対応している地域・年齢での音声機能などを利用できます。
ただし「フィルターなし」という表現も、何を書いてもよいという意味ではありません。
ロブロックスの利用ルールは引き続き適用されます。
重大な危害や子どもの安全に関わるやり取りについては、信頼できる友達同士の通信も監視対象です。
つまり、
「信頼できる友達にしたら完全なプライベート空間になる」
わけではありません。
交流の自由度が上がるだけです。
9~12歳は信頼できる友達でも安全フィルターが残る
子どもが小学生の場合には、13歳以上と同じ扱いにはなりません。
9~12歳では、信頼できる友達とのテキストチャットやグループチャットを利用できますが、安全のためのフィルターは残ります。
信頼できる友達だから、子どものチャット制限がすべて解除されるわけではありません。
また、9歳未満ではゲーム外での友達とのチャットそのものに強い制限があります。
したがって、「信頼できる友達にすれば低年齢でも大人と何でも自由に話せる」と考えるのは違います。
年齢ごとの安全設定の中で、実際に知っている相手との交流を広げる仕組みです。
QRコードを使うのは「実際に知っている相手」を確認しやすくするため
年齢によっては、信頼できる友達を追加するときに、直接QRコードを読み取ったり、スマートフォンの連絡先を使ったりします。
普通の友達なら、ユーザーネームを検索したりプロフィールを共有したりして追加できます。
一方、信頼できる友達では「実際につながりがある相手」であることを確認しやすい方法が使われます。
QRコードについても、画面のスクリーンショットを送って遠くから読み取る方法と、目の前の相手のQRコードを直接読み取る方法では扱いが異なる場合があります。
「普通の友達より追加が面倒」と感じるかもしれませんが、その面倒さ自体が、より広い通信権限を誰にでも簡単に与えないための仕組みでもあります。
信頼できる友達になると年齢層が見える場合がある
信頼できる友達へ変更するときは、相手に見える情報も少し変わります。
通常のユーザーネームやRobloxを利用している期間などに加えて、年齢確認済みの対象ユーザー同士では、年齢層が表示される場合があります。
正確な誕生日をそのまま公開するという意味ではありません。
しかし、
「この人は13~15歳くらい」
「成人の年齢層」
といった関係を確認する材料になります。
信頼できる友達は通信機能を広げる設定なので、相手の年齢層についてもある程度の透明性を持たせていると考えられます。
普通の友達へ戻すこともできる
一度「信頼できる友達」にしたからといって、ずっとそのままにする必要はありません。
相手のプロフィールから「信頼できる友達を削除」を選べば、完全に友達を削除するのではなく、普通の友達へ戻せます。
もう一緒に遊ばせたくない場合は、友達そのものを削除したり、必要に応じてブロック・通報したりできます。
「以前は学校の友達だったけれど、もう付き合いがなくなった」
「子どもから聞いていた関係と違った」
と分かった場合にも見直せます。
信頼できる友達の設定は、一度承認したら変更できない許可ではありません。
「友達だから承認」ではなく、追加機能が必要かで決める
子どもから、
「友達だから信頼できる友達にして」
と言われたときに、名前だけで判断すると分かりにくくなります。
普通の友達でも一緒にゲームはできます。
同年代なら、年齢や設定の条件を満たして普通の友達のままチャットできることもあります。
では、なぜ信頼できる友達にしたいのか。
年齢の違う兄弟と話したい。
親と子どもでチャットしたい。
実際の学校の友達と、より広いチャット機能を使いたい。
こうした理由があるなら、信頼できる友達にする意味があります。
一方、
「ロブロックスで最近知り合ったから」
というだけなら、急いで信頼できる友達へ変更する必要はありません。
保護者は「普通の友達」と「信頼できる友達」を同じ基準で見ない
普通の友達を追加することと、信頼できる友達にすることでは、与える通信範囲が違います。
だから保護者の判断基準も分けた方が分かりやすくなります。
普通の友達なら、
「一緒にゲームで遊んでいる相手」
まで含める家庭もあるでしょう。
信頼できる友達については、
「親から見ても現実で誰なのか分かる」
ところまで確認する方法があります。
家族。
学校の友達。
近所の友達。
実際に会ったことのある親しい相手。
このような人なら判断しやすくなります。
反対に、ゲーム上のプロフィールと本人の話しか分からない相手については、普通の友達のままにするという選択もできます。
「信頼できる友達」は安全認定ではなく、通信権限を広げる相手
ロブロックスの「信頼できる友達」という名前だけを見ると、特別に安全なユーザーという意味に感じます。
実際には、普通の友達の中から、
「この人は自分が知っていて信頼している」
と利用者側で指定する仕組みです。
重要なのはマークそのものではありません。
その相手へ普通の友達以上の通信機能を与えてよいかどうかです。
子どもから承認を頼まれたら、
「友達なの?」
だけでなく、
「現実では誰なの?」
「なぜ普通の友達ではなく、信頼できる友達にしたいの?」
まで聞いてみると判断しやすくなります。
普通の友達のままで目的を果たせるなら、そのままでも構いません。
年齢の違う家族や実際の友達と、より広くチャットする必要があるときに「信頼できる友達」を使う。
この区別を知っておけば、表示された名前だけで承認する必要はなくなります。
出典
Roblox|「Friends」が復活:信頼できる友達の輪を広げ、チャットやゲームを楽しむ新しい方法
Roblox|Expressive chat features(信頼できる友達のフィルターなしチャット・音声機能に関する英語資料) (ロブロックスサポート)

