「子どもがロブロックスでチャットしているけれど、相手は学校の友達だけ?」
「知らない大人とも話せるの?」
親からすると、ここはかなり気になるところです。
2026年現在のロブロックスでは、チャットを利用するには年齢確認が必要で、その結果によって会話できる年齢層が決まります。
そのため、子どもと大人が誰とでも自由に話せる仕組みではありません。
ただし、
「知らない人とは話せない」
という意味でもありません。
同じゲームに偶然入った、実生活ではまったく知らない相手でも、子どもの年齢に応じた範囲内ならゲーム内チャットで会話できる場合があります。
親が確認したいのは、チャットが「オンかオフか」だけではありません。
ゲーム内でみんなと話すチャットなのか。
1対1のチャットなのか。
ゲームが終わったあとも続く友達チャットなのか。
音声なのか。
「信頼できる友達」として登録されているのか。
ここまで分けると、実際に誰と話せるのかが見えてきます。
- 2026年からチャットには年齢確認が必要になった
- 年齢によって「知らない人」の範囲が変わる
- 9歳未満は最初からゲーム内チャットが使えるわけではない
- 9~12歳は「ゲーム内」と「ゲーム外」で相手が違う
- 13~15歳でも知らない大人と自由に話せるわけではない
- 16~17歳になると18~20歳も通常チャットの範囲に入る
- 同じゲームの公開チャットは「友達だけ」ではない
- 1対1で話す「ダイレクトチャット」は別に設定できる
- 「友達」になればゲーム外でも話せる範囲が変わる
- 「信頼できる友達」は普通の友達より範囲が広い
- 13~17歳が大人を「信頼できる友達」にするには条件がある
- 「信頼できる友達」なら何でも安全という意味ではない
- ボイスチャットでも知らない人と話す可能性がある
- チャットにはフィルターがあるが「何も起きない保証」ではない
- 「別のアプリで話そう」と言われたら意味が変わる
- 親が見るなら「友達一覧」だけでは足りない
- 「チャットを全部禁止」以外にも調整できる
- 年齢が上がったときは設定を見直す
- 知らない人と話せるかは「年齢」だけで決まらない
- 出典
2026年からチャットには年齢確認が必要になった
以前のロブロックスは、アカウント登録時に入力した生年月日を中心に年齢別の制限をかけていました。
現在は仕組みが変わっています。
チャットを利用するユーザーは、顔による年齢推定などを使って年齢確認をする必要があります。
年齢確認が終わると、
5~8歳
9~12歳
13~15歳
16~17歳
18~20歳
21歳以上
といった年齢層に分けられます。
その年齢層をもとに、通常チャットで会話できる相手の範囲が決まります。
つまり、
「プロフィールに13歳と入力したから13歳以上向けチャットを使える」
という仕組みではなくなっています。
年齢によって「知らない人」の範囲が変わる
現在の公式基準では、年齢に応じた通常チャットの範囲はおおむね次のようになっています。
5~8歳なら5~12歳。
9~12歳なら5~15歳。
13~15歳なら9~17歳。
16~17歳なら13~20歳。
18~20歳なら16歳以上。
21歳以上なら18歳以上です。
たとえば10歳の子どもなら、年齢確認済みの5~15歳のユーザーが通常チャットの対象になり得ます。
15歳の子どもなら、9~17歳です。
ここでいう相手は、必ずしも学校の友達ではありません。
同じゲームへ偶然入った他県の子どもや海外の利用者など、本人が実生活では知らない相手も含まれます。
9歳未満は最初からゲーム内チャットが使えるわけではない
5~8歳は「Roblox Kids」という低年齢向けアカウントになります。
この年齢では、チャットは初期状態でオフです。
保護者がペアレンタルコントロールからゲーム内チャットを許可した場合に利用できるようになります。
許可すると、同じゲームをプレイしている5~12歳のユーザーなどと会話できるようになります。
つまり、
「8歳だから知らない人とは絶対に話せない」
ではありません。
親がゲーム内チャットをオンにすれば、年齢範囲内の知らないユーザーとも同じチャット欄に参加する可能性があります。
一方、5~8歳ではゲームが終わったあとに使う通常のゲーム外チャットは利用できません。
9~12歳は「ゲーム内」と「ゲーム外」で相手が違う
9~12歳になると少し複雑になります。
ゲーム内では、年齢条件を満たす5~15歳のユーザーとチャットできる場合があります。
つまり同じゲームにいる知らないプレイヤーも含まれます。
一方、ゲームが終わったあとに「チャット」タブからメッセージを続ける機能では、9~12歳は原則として「信頼できる友達」が中心です。
この違いはかなり重要です。
親から見ると、
「ゲーム中に知らない子と話している」
ことと、
「その相手と友達になって、毎日ゲーム外でもメッセージを続けている」
ことは同じではありません。
ゲーム内だけの会話なのか。
ゲーム終了後にもつながっているのか。
ここまで確認した方が実態をつかみやすくなります。
13~15歳でも知らない大人と自由に話せるわけではない
13歳になると、すべての年齢の人と自由に話せるようになると思われがちです。
現在は違います。
13~15歳の通常チャットの対象は、おおむね9~17歳です。
そのため、年齢条件が正しく働いている通常のチャットでは、30歳や40歳の知らない大人と自由に会話する仕組みにはなっていません。
また、ゲーム外のチャットでは、同年代の友達や「信頼できる友達」との交流が中心になります。
以前の「13歳を超えると一気に大人と同じ」という理解は、現在の仕組みとは合いません。
16~17歳になると18~20歳も通常チャットの範囲に入る
16~17歳では、通常チャットの年齢範囲が13~20歳へ広がります。
そのため18歳、19歳、20歳の成人ユーザーと同じチャット範囲に入る場合があります。
ここは15歳までとの大きな違いです。
「16歳になったら知らない大人とは一切話せない」
とは言えません。
ただし21歳以上の利用者まで通常チャットの範囲に入るわけではありません。
年齢が上がるにつれて少しずつ交流範囲が広がる設計です。
同じゲームの公開チャットは「友達だけ」ではない
親が特に勘違いしやすいのが、ゲーム内のエクスペリエンスチャットです。
これは同じゲームをプレイしている利用者のメッセージが流れるチャット欄です。
チャット対象となる年齢条件を満たしていれば、友達登録していないプレイヤーの発言も見え、自分から発言することもできます。
たとえば子どもが、
「こっち来て」
「アイテムどこ?」
「一緒にやろう」
と話している相手が、必ずしも学校の友達とは限りません。
その場で初めて会ったユーザーかもしれません。
「友達リストに知らない人がいないから大丈夫」
だけでは、ゲーム内で誰とも話していないことにはなりません。
1対1で話す「ダイレクトチャット」は別に設定できる
ゲーム内には、全体に流れるチャットとは別に、特定の一人へ直接メッセージを送る機能があります。
これがダイレクトチャットです。
通常のゲーム内チャットより、会話が1対1になりやすい機能です。
16歳未満では、このダイレクトチャットを使うために保護者の同意が必要です。
そのため、
「ゲーム内で全体チャットは許可する」
けれど、
「知らない相手と1対1になるチャットはまだ使わせない」
という管理もできます。
知らない人との交流が心配なら、単にチャット全部を禁止する前に、まずダイレクトチャットをどう設定しているか確認する方法があります。
「友達」になればゲーム外でも話せる範囲が変わる
ゲームで気が合った相手を、その後Roblox上の友達として追加することがあります。
ここからは「その場限りの知らない人」と少し意味が変わります。
ゲーム外の「チャット」タブを使えば、年齢や設定条件を満たす友達とは、同じゲームをしていない時間にもメッセージを送れる場合があります。
親が、
「知らない人との交流はゲーム中だけならいい」
と考えているなら、
知らないユーザーと話したことがあるか。
ではなく、
ゲームで知り合った相手を友達へ追加しているか。
まで確認した方がよいでしょう。
「信頼できる友達」は普通の友達より範囲が広い
2026年には「信頼できる友達」という仕組みも導入されています。
これは普通のRoblox上の友達とは違い、
家族。
学校の友達。
実生活で知っている人。
など、本人が知っていて信頼している相手とのコミュニケーションを広げる仕組みです。
「信頼できる友達」になると、通常なら年齢層が違っていて話せない相手ともチャットできる場合があります。
だからこそ、低年齢では追加条件が厳しくなっています。
13歳未満の場合は、信頼できる友達を追加するたびに保護者の承認が必要です。
13~17歳が大人を「信頼できる友達」にするには条件がある
13~17歳と18歳以上の大人との関係にも制限があります。
単にゲーム内で知り合った大人から、
「信頼できる友達になろう」
と申請され、そのまま簡単に追加する設計ではありません。
年齢をまたいだ信頼関係を作る場合は、QRコードをその場で読み取る方法や連絡先の取り込みなど、実生活でも知っていることを確認しやすい方法が使われます。
これは、
ゲーム内でたまたま出会った成人
と、
親・親戚・現実の知人
を同じ扱いにしないためです。
「信頼できる友達」なら何でも安全という意味ではない
名称に「信頼できる」とありますが、Robloxがその人物の人柄まで保証しているわけではありません。
親族でも友達でも、関係が変わることはあります。
不要になれば普通の友達へ戻したり、友達自体を削除したりできます。
問題があれば通報やブロックもできます。
親としては、
「Trustedと書いてあるからRobloxが安全確認済み」
と考えるのではなく、
「年齢をまたいだ会話を許可している特別な友達」
程度に理解した方が分かりやすいでしょう。
ボイスチャットでも知らない人と話す可能性がある
文字だけではなく、音声にも注意します。
13歳以上で年齢確認を済ませ、対応地域・対応ゲームなどの条件を満たすと、ボイスチャットを利用できる場合があります。
13~15歳のRoblox Selectアカウントではゲーム内ボイスチャットは初期状態でオフになっており、保護者が有効にできます。
有効にした場合、同じサーバーにいる年齢条件を満たしたユーザーと音声で会話する場面が生じます。
つまり、
「文字の知らない人チャットは気になるけれど、ボイス設定は確認していなかった」
という状態は避けたいところです。
一方、電話のような音声通話については、18歳未満では信頼できる友達との利用に限定されています。
チャットにはフィルターがあるが「何も起きない保証」ではない
Robloxの通常チャットには内容を確認するフィルターがあります。
差別的発言。
性的内容。
暴力。
個人情報。
外部サイトへの誘導。
などを検出・制限する仕組みがあります。
画像を通常チャットで直接共有することもできません。
ただしRoblox自身も、安全システムですべての問題を防げるわけではないと説明しています。
そのため、
「フィルターがあるから知らない人と話しても絶対安全」
とは考えない方がよいでしょう。
「別のアプリで話そう」と言われたら意味が変わる
Roblox上では年齢確認やチャットフィルターがあります。
しかし、
「Discordへ来て」
「SNSのアカウント教えて」
「こっちのサイトで話そう」
などと外部へ移れば、Roblox側のチャット保護は使えなくなります。
Robloxも、より安全にするため会話をプラットフォーム内に留めるよう案内しています。
特に、
本名。
学校名。
住んでいる場所。
電話番号。
写真。
を聞かれた場合は注意した方がよいでしょう。
「知らない人と話した」という事実より、「Robloxの外へ会話を移そうとしているか」を見ることも重要です。
親が見るなら「友達一覧」だけでは足りない
子どもが誰と交流しているか知りたい場合、
友達一覧を見る
だけでは不十分です。
ゲーム内では、友達登録していない年齢条件内のユーザーとも会話できるからです。
まず、
ゲーム内チャットがオンか。
ダイレクトチャットがオンか。
友達チャットが使える年齢か。
ボイスチャットがオンか。
信頼できる友達が誰か。
を確認します。
低年齢なら保護者アカウントから、友達の確認、ブロック、通報、コミュニケーション設定の変更ができます。
「チャットを全部禁止」以外にも調整できる
知らない人との会話が心配だからといって、必ずしもロブロックス全体を禁止する必要はありません。
たとえば、
ゲーム内の公開チャットは残す。
1対1のダイレクトチャットは使わせない。
ボイスチャットはオフにする。
信頼できる友達は親が確認する。
という分け方があります。
逆に、低年齢でまだ知らない相手との会話自体をさせたくないなら、ゲーム内チャットそのものをオフにできます。
大切なのは、
「ロブロックスにチャットを許可するか」
という一つの判断ではなく、
「どこまでの会話を許可するか」
です。
年齢が上がったときは設定を見直す
ロブロックスでは、年齢が上がるにつれてチャット範囲が変わります。
12歳から13歳。
15歳から16歳。
といった境目では、以前とは会話できる年齢層や使える機能が変わります。
「小学生のときに設定したから大丈夫」
とそのままにせず、年齢が変わったときに一度確認するとよいでしょう。
特に16歳以降は、通常チャットの範囲に18~20歳の成人が入るようになります。
子どもの成長に合わせて、家庭側のルールも変えていく必要があります。
知らない人と話せるかは「年齢」だけで決まらない
結論として、ロブロックスでは知らない人と話すことがあります。
ただし、誰とでも自由に話せるわけではありません。
年齢確認。
年齢層。
保護者設定。
ゲーム内かゲーム外か。
1対1か公開チャットか。
普通の友達か信頼できる友達か。
という条件によって範囲が変わります。
親が一番最初に確認したいのは、
「知らない人と話してる?」
と子どもへ聞くだけではありません。
どのチャットを使っているのかを一緒に見ることです。
同じゲーム内でその場だけ話している。
友達へ追加してゲーム外でも話している。
1対1のダイレクトチャットを使っている。
ボイスで話している。
信頼できる友達へ追加している。
では、つながり方の深さが違います。
「チャットできる/できない」ではなく、
その年齢で、どの種類のチャットなら、どこまで知らない相手とつながれるのか。
そこを見ると、家庭でどこまで許可するかを決めやすくなります。
出典
Roblox Corporation|安全に関するよくある質問
Roblox Corporation|Roblox セーフティセンター
Roblox Corporation|Robloxの年齢確認について
Roblox Corporation|Robloxでチャットをするには
Roblox Corporation|ペアレンタルコントロール
Roblox Corporation|友達とメッセージ交換やチャットをする方法
Roblox Corporation|信頼できる友達は、どのように追加できますか?
Roblox Corporation|「Friends」が帰ってきた:信頼できる友達の輪を広げ、チャットやゲームを楽しむ新しい方法
Roblox Corporation|安全の新たな時代:Robloxでのチャットに顔認証による年齢確認が必須に
Roblox Corporation|Age-Based Roblox Kids and Roblox Select Accounts Now Globally Available
日本語:5~15歳向けアカウントと2026年の年齢別チャット仕様に関する公式発表

