ロブロックスで伏字なしチャットを使いたいと言われた|普通のチャットとの違い

「友達と話すと####になるから、伏字なしチャットを使いたい」

子どもからそう言われると、「何でも書けるチャットになるの?」と心配になるかもしれません。

最初に知っておきたいのは、ロブロックスの「伏字フィルタ処理なし」という名称は、文字どおりすべてのフィルターが消えるという意味ではないことです。

普通のチャットよりもフィルターが緩くなり、言葉がブロックされたり「####」へ置き換えられたりすることが少なくなる機能です。

それでも、ロブロックスのルールに違反する内容や外部サイトへのリンクなどは引き続き制限されます。

また、ゲーム内のチャット全部からフィルターが外れるわけでもありません。

13~17歳の場合、主に「信頼できる友達」との友達チャットやパーティーで使える、普通のチャットより自由度の高い通信機能です。

そのため、保護者が確認したいのは「伏字をなくしてよいか」だけではありません。

「誰と、なぜこのチャットを使いたいのか」まで確認する方が実際の違いを判断できます。

普通のチャットには何がフィルターされている?

ロブロックスでは、フィルター付きのチャットが基本です。

通常のチャットでは、差別的な発言、いじめ、暴力、性的な内容など、ロブロックスのルールに反する内容が制限されます。

それだけではありません。

住所や電話番号などの個人情報、外部サイトへ移動するための情報などもブロック対象になります。

また、暴言などはそのまま伏字になるだけでなく、安全な表現へ自動的に言い換えられる場合もあります。

そのため子どもから見ると、

「普通の言葉なのに####になった」

「話が途中で通じなくなった」

と感じることがあります。

伏字の少ないチャットは、こうした日常会話で過剰に止まりやすい部分を減らし、実際に知っている友達と自然に会話しやすくするための機能です。

「伏字なし」でも本当にフィルターがゼロになるわけではない

ここが名前から最も誤解しやすいところです。

Roblox公式は「伏字フィルタ処理なし」という名称を使っていますが、機能の説明では「入力フィルターが緩和されたチャット」としています。

つまり、

通常ならブロックされる部分が減る。

####に置き換えられる言葉が減る。

会話が途中で切れにくくなる。

という変化です。

しかし、何でも送信できるわけではありません。

Roblox以外のウェブサイトへのリンクや、Robloxのルールに違反する内容などは引き続き制限されます。

「伏字なし=完全に自由な秘密のチャット」と考えない方が正確です。

普通のゲーム内チャットまで伏字なしになるわけではない

もう一つ重要なのが、使われる場所です。

ロブロックスには、

同じゲームにいるプレイヤー同士で話すゲーム内チャット。

友達とゲームの外でも話せる友達チャット。

友達同士でグループを作るパーティーチャット。

などがあります。

信頼できる友達になったからといって、公開されているゲーム内チャット全体からフィルターがなくなるわけではありません。

ゲーム内の通常チャットでは、安全のため標準のフィルターが残ります。

伏字の少ないチャットは、主に友達チャットやパーティーなど、限られた相手との通信で使う機能です。

「ロブロックス全体のチャット規制を解除する機能」ではありません。

13歳未満は伏字の少ないチャットを使えない

年齢による違いもあります。

13歳未満のユーザーは、この伏字の少ないチャットを利用できません。

年齢確認をしたからといって、12歳以下で使えるようになる機能ではありません。

9~12歳のユーザーは、条件を満たせば信頼できる友達と友達チャットを利用できますが、安全フィルターは残ります。

つまり、

「信頼できる友達にすれば小学生でも伏字なしになる」

わけではありません。

伏字の少ないチャットは13歳以上向けの追加機能です。

13~17歳は「信頼できる友達」との間で使う

13~17歳の場合、年齢確認を済ませただけでは、普通の友達全員とのチャットが伏字なしになるわけではありません。

相手と「信頼できる友達」になっていることが条件です。

信頼できる友達とは、普通の友達の中から、

「実際に知っていて信頼している相手」

として特別に設定する友達です。

たとえば、

学校の友達。

兄弟や姉妹。

いとこ。

親。

実際に知っている親しい友達。

などが想定されています。

ただロブロックスのゲームで何度か会った人を、会話を自由にするためだけに信頼できる友達へ変更することを目的とした仕組みではありません。

「友達だから」ではなく「なぜ信頼できる友達にするのか」を確認する

子どもから、

「この友達と伏字なしで話したい」

と言われたとき、最初に聞きたいのは「何を書きたいの?」よりも「その相手は誰?」です。

学校でも知っている友達なのか。

兄弟なのか。

オンラインだけで知り合った相手なのか。

この違いは重要です。

普通の友達のままでも、一緒にゲームで遊んだり、年齢条件を満たす相手と通常のチャットをしたりできます。

それでも信頼できる友達にしたいということは、普通の友達より通信範囲を広げたいということです。

「伏字が邪魔だから」という理由だけでなく、その相手に追加の通信権限を与えてよいかを見る方が分かりやすくなります。

18歳以上の相手なら、さらに「現実で知っているか」が重要になる

13~17歳の子どもが18歳以上の成人と伏字の少ないチャットを使う場合には、さらに条件があります。

普通にプロフィールから友達追加しただけでは、成人と未成年を信頼できる友達へ変更することはできません。

ロブロックスでは、スマートフォンの連絡先や、相手の端末に表示されたQRコードをその場で直接読み取る方法など、現実のつながりを確認しやすい方法を要求しています。

これは、

親と子。

年の離れた兄弟。

いとこ。

実際に知っている年上の友達。

などが年齢をまたいで交流することを想定した仕組みです。

もし子どもから、

「ロブロックスで知り合った大人と伏字なしで話したい」

と言われたなら、単なるチャット設定の話ではなく、その相手を信頼できる友達にする必要が本当にあるのかから確認した方がよいでしょう。

伏字なしでも住所や電話番号を送ってよいわけではない

普通のチャットでは、個人情報もフィルターの対象です。

そのため伏字の少ないチャットになると、

「今まで送れなかった自分の情報も送ってよい」

と勘違いする可能性があります。

Robloxは、伏字の少ないチャットでも、自宅住所、電話番号、金融情報などの個人情報を共有しないよう明確に案内しています。

フィルターが少なくなることと、送ってよい情報が増えることは同じではありません。

保護者が利用を認めるなら、

「伏字が減っても、住所や電話番号などは送らない」

という部分は別に伝えておいた方がよいでしょう。

Robloxのルールもそのまま残る

伏字の少ないチャットでも、Robloxのコミュニティ基準は変わりません。

嫌がらせ。

脅迫。

差別的な発言。

不適切な性的内容。

違法な内容。

こうしたものが許されるわけではありません。

違反すればアカウントへの制限や停止などの対象になる場合があります。

つまり、

普通のチャット=ルールあり。

伏字なしチャット=ルールなし。

という違いではありません。

どちらも同じRobloxのルールの中にあり、フィルターの強さが違います。

「伏字なし」でも会話が誰にも見られないわけではない

子ども側には、

「信頼できる友達とだけのチャットなら、誰にも見られない」

という感覚があるかもしれません。

しかし、伏字の少ないチャットも完全に監視対象外ではありません。

特に13~17歳と18歳以上の信頼できる友達間の通信について、Robloxは安全確保のため引き続き積極的に監視すると説明しています。

信頼できる友達同士の通信についても、子どもの搾取など重大な安全問題は監視対象です。

「フィルターが少ない」と「運営が何も確認していない」は別です。

普通のチャットとの違いを整理すると

普通のチャット伏字の少ないチャット
基本の利用者年齢・設定条件を満たすユーザー主に13歳以上の対象ユーザー
相手年齢条件を満たす友達など13~17歳では信頼できる友達
####への置換多い少なくなる
不適切な内容の制限ありあり
外部リンク等の制限あり一部は引き続き制限
個人情報を送ってよいかいいえいいえ
Robloxのルール適用適用
安全監視ありあり
ゲーム内公開チャット標準フィルター基本的に標準フィルターのまま

大きな違いは「何を言ってもよくなること」ではありません。

実際に知っている相手との会話で、普通の言葉まで止まりすぎないようにすることです。

18歳以上同士は仕組みが少し違う

18歳以上の年齢確認済みユーザー同士では、13~17歳とは扱いが違います。

双方が18歳以上だと確認された1対1の友達チャットでは、信頼できる友達に設定しなくても、フィルターの少ない通信機能が利用できます。

したがって、

「13歳以上なら全員同じ条件」

ではありません。

特に子どもの利用を考える記事では、成人向けの仕様をそのまま13~17歳へ当てはめないことが重要です。

「伏字なしを使いたい」だけなら、まず相手を確認する

保護者が子どもから許可を求められたとき、機能名だけで「危険だから禁止」「13歳になったから許可」と決める必要はありません。

まず、

誰と使いたいのか。

その相手は現実でも知っている人なのか。

普通のチャットでは何に困っているのか。

信頼できる友達にする必要が本当にあるのか。

を確認します。

たとえば学校の友達同士で、普通の会話まで何度も####になって不便という場合と、オンラインで知り合った知らない相手とより自由に話したいという場合では、同じ判断にはなりません。

見るべきなのは、チャット機能そのものより相手との関係です。

使わせるなら「言葉」より「情報」のルールを決める

普通のチャットでは、システム側が多くの情報を止めてくれます。

伏字の少ないチャットでは、その守りが一部弱くなります。

そのため、保護者側で細かく、

「この単語は禁止」

「この言い方は禁止」

と決めるより、

住所を教えない。

電話番号を教えない。

本名や学校名など、自分を特定しやすい情報をむやみに送らない。

外部SNSへ移る誘いにすぐ応じない。

会おうと言われたら保護者へ相談する。

といった情報の扱いを確認する方が、機能の違いに合っています。

途中で不安になったら普通の友達へ戻せる

一度信頼できる友達にしたからといって、ずっとそのままにする必要はありません。

相手との関係に不安が出た場合は、「信頼できる友達」から普通の友達へ戻せます。

さらに交流自体をやめたい場合は、友達から削除したり、ブロックや通報をしたりできます。

子どもから聞いていた相手と違った。

急に外部SNSへ誘われるようになった。

個人情報を聞かれるようになった。

こうした変化があれば、最初に許可したからといって継続する必要はありません。

「伏字なし」を許す判断ではなく「誰との通信を広げるか」を決める

ロブロックスの伏字なしチャットは、何でも自由に書けるチャットではありません。

正確には、普通のチャットより入力フィルターが少なくなり、####への置換などが減る機能です。

13~17歳では、年齢確認を済ませたうえで「信頼できる友達」との通信で利用します。

そして信頼できる友達になっても、ゲーム内の通常チャットまで全部フィルターなしになるわけではありません。

ロブロックスのルールも残ります。

安全監視も残ります。

個人情報を送ってよいわけでもありません。

子どもから「伏字なしを使いたい」と言われたら、

「何を書きたいの?」

だけで終わらせず、

「誰と使いたいの?」

を先に確認してください。

この相手と普通の友達より広い通信をさせてもよいのか。

そこが、普通のチャットから伏字の少ないチャットへ進むときの判断点です。

出典

Roblox|友達とのボイスチャットおよび伏字フィルタ処理なしのテキストメッセージ 公式資料を開く

Roblox|安全機能:チャット、プライバシー、フィルタリング 公式資料を開く

Roblox|友達とメッセージ交換やチャットをする方法 公式資料を開く

Roblox|パーティに関するよくあるご質問 公式資料を開く

Roblox|信頼できる友達機能を解除 公式資料を開く

Roblox|信頼できる友達は、どのように追加できますか? 公式資料を開く