ロブロックスで友達をブロックしたい|ゲーム内のケンカと安全問題を分けて考える

「もうこの子をブロックしたい」

ロブロックスで遊んでいる子どもからそう言われると、親としては迷うかもしれません。

友達同士のちょっとしたケンカなのか。

本当に関わらせない方がよい相手なのか。

まず分けたいのはここです。

ロブロックスのブロックは、「どちらが悪いか」を判定する機能ではありません。

相手との直接のやり取りを止めるための機能です。

一度のゲーム内の言い合いなら、ゲームを離れて時間を置くだけで済む場合があります。

一方、繰り返し追いかけてくる、脅す、個人情報を聞く、外部のアプリへ誘うなどがあれば、単なる友達同士のケンカとして扱わず、ブロックに加えて通報まで考えます。

ブロックすると相手とどうなる?

ロブロックスで相手をブロックすると、相手へ「あなたはブロックされました」という通知が直接届くわけではありません。

ただし、友達・フォロー関係は解除されます。

さらに、

ダイレクトメッセージ。

友達リクエスト。

ゲームへの招待。

パーティーへの招待。

など、相手との直接的な連絡ができなくなります。

つまりブロックは、「友達リストから消すだけ」よりも強く、今後の直接接触まで止めたいときに使う機能です。

ただ友達をやめたいだけなら「友達削除」という方法もある

ケンカはしたものの、安全上の不安まではない。

「しばらく一緒に遊びたくない」

という場合には、ブロック以外に友達から削除する方法もあります。

相手のプロフィールを開き、「友達を削除」を選べば友達関係を解除できます。

一方、ブロックでは友達関係を外すだけでなく、直接連絡や再度の友達申請などにも制限がかかります。

そのため、

「友達関係だけ終わらせたい」

のか、

「この相手から連絡されない状態にしたい」

のかで使い分けます。

一度のゲーム内のケンカなら、すぐ「安全問題」と決めなくてよい

子ども同士がオンラインゲームで遊べば、意見がぶつかることはあります。

「勝手にアイテムを取った」

「自分だけ置いていった」

「負けたのはお前のせいだ」

「約束していた時間に来なかった」

こうしたことで言い合いになることもあります。

一度の言い合いで、その後お互いが離れて落ち着いているのであれば、必ずしも通報まで必要とは限りません。

まずそのゲームを抜ける。

今日は一緒に遊ばない。

チャットを続けない。

少し時間を置く。

そこで収まるなら、普通の友達同士の衝突として考えられる場合があります。

もちろん子ども自身が「もう連絡されたくない」と感じているなら、ケンカの程度が軽くてもブロックを使うことはできます。

無理に仲直りさせなければならない機能ではありません。

「何を言われたか」より「続いているか」を見る

一言だけを見ると判断しにくい場合があります。

腹を立てて一度「もう遊ばない」と言ったのか。

それとも翌日も、その翌日も別のゲームまで追いかけて悪口を言っているのか。

後者なら性質が変わります。

同じ相手を繰り返し狙う。

みんなの前で何度も笑いものにする。

別の友達にも悪口を広げる。

何度離れても接触してくる。

こうした状態なら、「ゲームのケンカが長引いている」ではなく、嫌がらせやいじめとして考えた方がよい場合があります。

ブロックして接触を止め、問題となったやり取りがあるなら通報も検討します。

脅しが出たらゲームのケンカから一段上げる

特に分けたいのが脅しです。

「お前の住所をばらす」

「学校へ行く」

「写真を公開する」

「言うことを聞かなかったらアカウントを壊す」

「アイテムをよこさないと秘密をばらす」

こうした発言は、単なる勝ち負けの言い争いとは違います。

ロブロックスのルールでも、オンライン・現実世界での危害の予告、恐喝、脅迫、個人情報を公開すると脅す行為などは禁止されています。

この場合は、仲直りさせようと会話を続けるより、問題の画面を残し、ブロックと通報へ進む方が合っています。

本名・学校・住所を聞いてくるなら安全問題として見る

友達同士のケンカとは別に考えたいのが、個人情報です。

本名。

学校名。

住所。

電話番号。

メールアドレス。

ほかのSNSのユーザーネーム。

こうした情報を何度も聞いてくる場合は、「仲良くなったから知りたいだけ」と簡単に考えない方がよいでしょう。

特に、断っているのに繰り返し聞く場合や、

「親には秘密にして」

「別のアプリなら話せる」

「どこに住んでいるか教えて」

と続く場合は、ゲーム内の友人トラブルではなく安全問題として対応します。

LINE・SNS・通話アプリへ誘う場合も分けて考える

ロブロックスで知り合った相手から、

「LINE教えて」

「Discordへ来て」

「Instagramで話そう」

などと言われることがあります。

ゲーム内の友達と、現実でも知っている学校の友達が別アプリで話すのと、オンラインだけで知り合った人物に外へ誘導されるのでは意味が違います。

外部へ移ると、ロブロックス側のフィルターや通報機能などが使えなくなる部分があります。

オンラインでしか知らない相手が外部アプリへしつこく誘導しているなら、ブロック・通報を考える理由になります。

「会おう」と言われたら単なる友達トラブルにしない

さらに一段上げて考えたいのが、現実で会う話です。

「駅で会おう」

「家に遊びに来て」

「親に内緒で来て」

とオンラインだけで知り合った相手に誘われている場合は、ゲーム内のケンカや友達関係の問題とは別です。

子どもだけで返事を続けさせる必要はありません。

やり取りを残し、相手をブロック・通報します。

すでに住所や学校、待ち合わせ場所まで知られている場合や、実際に待ち伏せなどの恐れがある場合には、家庭だけで抱えず警察への相談も考えます。

性的な話や写真の要求があればすぐ大人が入る

ゲーム内の友達から、

裸の写真。

下着姿の写真。

性的な話。

身体についての質問。

を求められている場合も、普通の友達同士のケンカとはまったく別です。

相手が同年代を名乗っていても、実際の本人確認ができているとは限りません。

この場合は「嫌なら断ればいい」という子どもだけの問題にせず、保護者が状況を確認します。

問題となった画面を残し、相手をブロック・通報します。

すでに写真を送った、脅されている、会うよう要求されているなどの場合は、警察など外部の相談窓口も利用します。

ブロックと通報は同じではない

ロブロックスには「ブロック」と「通報」がありますが、目的が違います。

ブロックは、

「この相手とこれ以上直接やり取りしない」

ためのものです。

通報は、

「この行為はロブロックスのルールに違反しているので確認してほしい」

と運営へ知らせるためのものです。

そのため、

「仲が悪くなったので、もう話したくない」

ならブロックだけで済む場合があります。

一方、

嫌がらせ。

脅迫。

個人情報の暴露。

性的な要求。

外部サービスへの不審な誘導。

などがあれば、ブロックに加えて通報する意味があります。

通報するなら「この人が嫌い」ではなく具体的な行為を送る

通報するときに重要なのは、相手のプロフィールだけを報告して終わらせないことです。

ロブロックス公式も、可能であれば問題となった具体的なチャット、メッセージ、ゲーム内の行為を指定して通報するよう案内しています。

たとえば、

「住所を教えろと何度も書かれた」

「学校へ行くと脅された」

「裸の写真を送るよう要求された」

「何日も複数のゲームで悪口を言われている」

という具体的な内容です。

問題が残っているなら、スクリーンショットなども先に残しておくと、後で状況を整理しやすくなります。

証拠を取るために会話を続ける必要はありません。

今残っている内容を保存したら、接触を止めます。

ゲーム中でもその場でブロックできる

今まさにゲーム内で嫌なことをされているなら、一度ゲームを終了してプロフィールを探し直さなくてもブロックできます。

パソコンではゲーム中のメニューを開き、「人」の一覧から対象ユーザーを探してブロックできます。

プロフィールからなら、相手のプロフィールページを開き、3点メニューから「ブロック」を選びます。

画面の表示は端末によって多少異なりますが、ゲーム内・プロフィールのどちらからでもブロックする方法があります。

保護者側から子どもの友達をブロックすることもできる

子ども自身が、

「でも学校の友達だからブロックできない」

「怒られそうだから嫌だ」

とためらう場合もあります。

紐づけられた保護者アカウントでは、ペアレンタルコントロールから子どもの友達一覧を確認し、保護者側で特定の友達をブロックできます。

設定から「保護者コントロール」へ進み、友達の管理画面を開き、対象ユーザーの3点メニューからブロックします。

保護者がブロックすると、その相手は友達一覧から外れ、保護者の許可なしに再度友達として追加できません。

直接チャットもできなくなります。

親がブロックした場合は子どもだけでは元に戻せない

子ども自身がブロックしたユーザーなら、後で設定の「ブロック済みユーザー」から解除できます。

ただし、保護者がブロックした相手は扱いが違います。

子どもだけで勝手に解除することはできず、解除したい場合は保護者へリクエストする仕組みです。

このため保護者によるブロックは、

「今日はケンカしたから親が罰としてブロック」

というより、

「しばらく親の判断なしでは接触を再開させたくない」

という安全上の場面に向いています。

「信頼できる友達」でも安全問題があればブロックできる

相手が普通の友達ではなく、「信頼できる友達」になっている場合もあります。

信頼できる友達は、普通の友達より広い通信機能を使える特別な関係です。

しかし、「信頼できる」と表示されているから安全が保証されているわけではありません。

関係が変わったり、問題行為が分かったりした場合は、普通の友達へ戻したり、友達を削除したりできます。

保護者から交流自体を止める必要があると判断した場合は、ブロックできます。

以前は信頼できる関係だったかどうかより、今どんなやり取りをしているかを見ます。

学校の友達ならブロックだけで解決しない場合がある

相手が学校でも実際に会う友達の場合は、オンラインだけの相手と少し違います。

ロブロックスでブロックすればゲーム内の直接連絡は止められます。

しかし、

学校でも悪口を言われる。

クラスのほかの子にも広められている。

ゲームでの出来事を学校へ持ち込まれている。

登下校中にも嫌がらせがある。

という状態なら、ロブロックスのブロックだけでは問題そのものは終わりません。

その場合は、オンライン上の記録も含めて保護者・学校などへ相談する必要があります。

「ゲームのことだから学校とは関係ない」と決めつけず、実生活にも続いているかで判断します。

逆に、一度のケンカをすべて「いじめ」にしない

安全側に考えることは大切ですが、何でもすぐ重大問題として扱う必要もありません。

子ども同士が一度言い合いになった。

お互いに腹を立てた。

少し時間を置いたら普通に戻った。

このような場合まで、すぐ保護者同士や学校を巻き込まなければならないとは限りません。

子ども本人に、

「何があった?」

「そのあとも続いている?」

「また連絡が来るのが怖い?」

と確認します。

一回の衝突なのか、繰り返されているのか。

相手と離れれば終わるのか、相手が追ってくるのか。

ここで線を引きます。

子どもが「ブロックしたい」と言った気持ちは軽く扱わない

親から見ると、

「そんなことで?」

と思うこともあるかもしれません。

しかし、ブロックは相手を罰する機能ではありません。

「今はこの人と直接やり取りしたくない」

という距離を作るための機能でもあります。

危険行為が確認できないからといって、

「友達なんだから仲直りしなさい」

と必ず戻す必要はありません。

一方で、子どもが怒った勢いで、

「ムカついたから全員ブロックする」

と言っているなら、少し時間を置いてから決める余地もあります。

安全のために離れたいのか、ケンカ直後の怒りなのかを確認します。

迷ったら「接触を止める必要があるか」で決める

ロブロックスで友達をブロックするか迷ったら、「どちらが悪いか」を先に決めなくても構いません。

見るのは、

この相手からの連絡を今すぐ止める必要があるか。

です。

一度のゲーム内のケンカで、お互い離れれば終わるなら、ゲームを抜けたり、友達を削除したり、少し時間を置いたりする方法があります。

繰り返し連絡されるなら、ブロックで直接接触を止めます。

そして、

脅し。

継続的ないじめ。

ストーカーのような追跡。

個人情報の要求や暴露。

恐喝。

性的な要求。

外部アプリへの不審な誘導。

会うよう求める行為。

まで出ているなら、「友達とケンカした」という説明だけでは足りません。

問題の内容を保存し、ブロックに加えて具体的な行為を通報します。

現実での危害や犯罪につながる恐れがある場合は、学校や警察などロブロックスの外にも相談します。

「ゲームのケンカ」と「安全問題」を分ければ、ブロックだけでよいのか、その先まで対応する必要があるのかを判断しやすくなります。

出典

Roblox|他のユーザーをブロックする方法

Roblox|ユーザーをブロック解除する方法

Roblox|How to Report Rule Violations(規約違反の通報方法)

Roblox|保護者コントロールの概要

Roblox|コミュニティ基準

Roblox|Help Your Kids Stay Safe & Have Fun(保護者向け安全ガイド)

Roblox|Youth Guide to Community Standards(子ども向け安全基準)

Roblox|Major Updates to In-Game Reporting Tools(2026年7月のゲーム内通報機能更新)

警察庁|オンラインゲームに関する注意喚起