ロブロックスの顔による年齢確認をしたら、
「10歳なのに13~15歳になった」
「14歳なのに16~17歳になった」
「子どもなのに18歳以上になった」
ということがあります。
年齢が低く判定された場合と違い、高く判定されると「使える機能が増えたから、このままでもいいのでは?」と思うかもしれません。
しかし、実年齢より高い年齢層のまま使うことはおすすめできません。
年齢によって変わるのは、使える機能の数だけではないからです。
遊べるゲーム、チャットできる相手、親が管理できる範囲まで変わります。
まず「何歳の子が、どの年齢層になったのか」を確認し、実年齢と違うのであれば正しい年齢へ戻すことを考えましょう。
- 高く判定されると「便利になる」だけではない
- 7歳が9~12歳と判定された場合は、遊べる内容が変わる
- 10歳が13~15歳になると、親の管理まで変わる
- 13歳以上と判定されるとボイスチャットも対象になる
- 高く判定されると「話せる相手」も変わる
- 14歳が16~17歳になると、ゲームの範囲がさらに広がる
- 未成年なのに18歳以上になった場合は、そのままにしない
- 高く判定されたら、まず表示されている年齢層を確認する
- 18歳未満の子どもなら、リンクした親から直せる場合がある
- 13歳以上なら本人確認書類で正しい年齢を証明できる
- 18歳以上と誤判定された場合は「リセット」を確認する
- 親の顔を使って子どもの年齢確認をしない
- 修正までの間は「増えた機能を試す」より先に設定を見る
- 「本人が使いこなせるか」と「使える年齢か」は別
- 年齢が高く判定されたら「どの境目を越えたか」を見る
- 使える機能が増えても、実年齢へ直した方がいい
- 出典
高く判定されると「便利になる」だけではない
Roblox(ロブロックス)は、子どもの成長に合わせて少しずつ利用範囲を広げる仕組みになっています。
2026年現在、大きく分けると次のようになっています。
| 年齢 | 主なアカウント | 大きな違い |
|---|---|---|
| 5~8歳 | Roblox Kids | 遊べるゲームを強く限定。チャットは基本的にオフ |
| 9~12歳 | Roblox Select | 中程度までのゲームが対象。交流範囲が広がる |
| 13~15歳 | Roblox Select | ボイスチャットなどが利用対象になり、本人管理が増える |
| 16~17歳 | Roblox | 18歳以上向けを除く幅広いゲームが対象。親の直接管理が減る |
| 18歳以上 | Roblox | 年齢確認後、18歳以上向けゲームを含む機能の対象になる |
つまり、本当は10歳なのに13~15歳と認識されれば、「3歳高く表示されただけ」ではありません。
ロブロックス側では、13~15歳向けの機能や設定を使うユーザーとして扱われます。
ここが問題です。
7歳が9~12歳と判定された場合は、遊べる内容が変わる
5~8歳向けの「Roblox Kids」は、ロブロックスの中でも特に低年齢向けに制限されたアカウントです。
利用できるのは、基本的にコンテンツの程度が「極少」または「軽度」に分類され、さらに子ども向けの追加確認を通過したゲームです。
ところが9歳以上になると「Roblox Select」へ移り、「中程度」と評価されたゲームも対象になります。
中程度には、より強い暴力表現、怖い表現、下品なユーモアなどが含まれる場合があります。
そのため、たとえば実際は7歳なのに9~12歳と判定された場合、
「チャットが少し便利になった」
だけを見るのではなく、
「7歳向けには通常表示されないゲームまで対象になっていないか」
を見る必要があります。
親が個別にゲームを許可・制限できる仕組みはありますが、初期状態そのものが実年齢向けではなくなっていることが問題です。
10歳が13~15歳になると、親の管理まで変わる
特に注意したいのが、本当は9~12歳なのに13~15歳として扱われるケースです。
13歳はロブロックスの中で大きな境目です。
12歳までは、リンクした保護者アカウントから、
利用時間の上限
課金限度額
チャット設定
友達の確認やブロック
遊べるゲーム
などをかなり細かく管理できます。
13歳になると、この一部が子ども本人の管理へ移ります。
たとえば、保護者が設定していた月間の課金限度額は13歳になると適用されなくなります。
スクリーン時間の制限やユーザーのブロックについても、本人が直接管理する側へ移ります。
つまり、本当は10歳なのに13~15歳と判定された場合、
「13歳向け機能が使えてラッキー」
というだけの話ではありません。
本来10歳の子どもに残っているはずの保護者管理まで弱くなる可能性があります。
13歳以上と判定されるとボイスチャットも対象になる
2026年現在、ボイスチャットを利用するには13歳以上で、年齢確認を完了していることが条件です。
ボイスチャットとは、文字ではなくマイクを使って他の利用者と話す機能です。
9~12歳では利用できません。
13~15歳では、地域や保護者設定などの条件を満たすと利用対象になります。
そのため、12歳以下の子どもが13~15歳へ誤判定された場合は、
「今までなかったマイクの機能が表示された」
「友達が使っているから自分も使いたいと言い始めた」
ということも考えられます。
表示された機能が使えるからといって、その子の実年齢に合った機能になったわけではありません。
誤判定によって条件を満たしたように見えているだけなら、年齢を戻す方を先に考えましょう。
高く判定されると「話せる相手」も変わる
ここは「機能が増える」という説明だけでは見落としやすいところです。
ロブロックスでは、年齢確認したユーザーのチャットを年齢層に合わせて分けています。
現在の仕組みでは、5~8歳の子どもは、保護者がチャットを許可した場合でも主に5~12歳の利用者と交流します。
9~12歳では、おおむね5~15歳の範囲。
13~15歳では、おおむね9~17歳の範囲へ広がります。
つまり、実際は8歳なのに13~15歳と判定されれば、単純に「話せる人数が増える」とは言えません。
本来なら同年代として扱われる低年齢層との関係が変わり、逆に年上のティーンエイジャーを含む交流範囲へ入る可能性があります。
年齢確認は、子どもを単に制限するためではなく、近い年齢の利用者同士をつなぐためにも使われています。
高く判定されたままにすると、その振り分け自体が実年齢と合わなくなります。
14歳が16~17歳になると、ゲームの範囲がさらに広がる
9~15歳は「Roblox Select」という、16歳未満向けに追加確認されたゲームを中心とするアカウントです。
16歳になると通常の「Roblox」アカウントへ移ります。
16~17歳では、18歳以上限定のゲームを除き、年齢確認済みユーザー向けの幅広いゲームを利用できるようになります。
つまり、本当は14歳なのに16~17歳と判定された場合、
「少し大人向けのチャットが使える」
だけではありません。
15歳以下向けに追加で選別されたゲーム環境から外れることになります。
保護者側の管理も変わります。
15歳までは、保護者が特定ゲームを許可・ブロックしたり、一定のチャット設定を変更したりできます。
16~17歳になると、保護者は友達、利用時間、課金状況などを見ることはできますが、直接変更できる項目は少なくなります。
この違いはかなり大きいでしょう。
未成年なのに18歳以上になった場合は、そのままにしない
最も注意したいのが、子どもなのに18歳以上と判定された場合です。
18歳以上の年齢確認済みアカウントでは、「Restricted(18歳以上向け)」に分類されたゲームも対象になります。
18歳以上向けには、強い暴力、現実的な流血表現、強い言葉、アルコール、恋愛的なテーマ、交流を中心とした空間など、低年齢向けとは異なる内容が含まれる場合があります。
これは「使えるゲームが増えて得」という範囲ではありません。
実際には未成年であるなら、18歳以上向けの扱いを残す理由はありません。
また、ロブロックスでは本来18歳になると、子どものアカウントと保護者アカウントの連携を終了する年齢でもあります。
18歳以上へ誤判定された場合には、年齢確認をやり直すための専用の「リセット」が用意されています。
高く判定されたら、まず表示されている年齢層を確認する
「なんとなく機能が増えた」という状態では判断できません。
まず、ロブロックスの「設定」から「アカウント情報」を開きます。
そこで、
登録されている生年月日
年齢確認後の年齢層
を確認します。
たとえば、
実年齢8歳 → 9~12歳
実年齢11歳 → 13~15歳
実年齢14歳 → 16~17歳
実年齢15歳 → 18歳以上
では、影響する部分がそれぞれ違います。
特に13歳、16歳、18歳という境目を越えている場合は、単なる表示のずれとして放置しない方がよいでしょう。
18歳未満の子どもなら、リンクした親から直せる場合がある
顔による年齢推定のあと、18歳未満の子どもの年齢が違っている場合は、リンク済みの保護者アカウントから生年月日を訂正できる仕組みがあります。
保護者アカウントで「設定」を開き、「保護者コントロール」から対象の子どもを選びます。
生年月日の編集項目が表示されていれば、正しい誕生日に変更できます。
ただし、保護者が子どもの生年月日を変更できるのは1回だけです。
試しに違う日付を入れるのではなく、本当の生年月日を確認してから変更しましょう。
また、すでに政府機関発行の本人確認書類で年齢を認証している場合は、保護者コントロールから生年月日を変更できません。
13歳以上なら本人確認書類で正しい年齢を証明できる
実際に13歳以上であれば、政府機関が発行した写真付き本人確認書類を使って年齢を確認する方法があります。
設定の「アカウント情報」から本人確認書類による確認へ進みます。
認証が成功すると、本人確認書類に記載された生年月日をもとにアカウント情報が修正されます。
顔による推定が実年齢より高かった場合でも、正しい生年月日を証明できる方法です。
本人確認書類を使えるのは13歳以上なので、12歳以下の子どもなら、まずリンク済みの保護者から訂正できるかを確認する方が分かりやすいでしょう。
18歳以上と誤判定された場合は「リセット」を確認する
顔年齢推定などによって誤って18歳以上になった場合には、別の方法があります。
「設定」
↓
「アカウント情報」
↓
生年月日・年齢層の下にある「リセット」
から、年齢チェック済みの状態を解除して年齢確認をやり直せます。
ただし、この解除を利用できるのは1アカウントにつき1回です。
何度でも試せるやり直し機能ではありません。
特に「親の顔で子どものアカウントを年齢確認してしまった」という場合も、この状態に該当する可能性があります。
次の年齢確認では、必ずそのアカウントを実際に使う本人の情報で行いましょう。
親の顔を使って子どもの年齢確認をしない
実際の相談例では、
「子どもが低く判定されるのが心配だったので、親が代わりに顔を映した」
「保護者確認だと思って親の顔で年齢確認した」
というケースがあります。
しかし、顔年齢推定で確認しているのは、そのアカウントを使用する本人の年齢です。
子どものアカウントで親の顔を撮影すれば、成人として推定されても不思議ではありません。
保護者の同意が必要な操作と、子ども本人の年齢を推定する操作は別です。
日本では13歳未満の子どもが顔による年齢確認を行う場合、保護者の同意が必要とされています。
これは「親の顔で年齢確認する」という意味ではありません。
保護者は同意を行い、年齢推定そのものは実際にそのアカウントを使う子ども本人について行います。
修正までの間は「増えた機能を試す」より先に設定を見る
年齢が高く判定された直後に、
「ボイスチャットが出たから試してみよう」
「今まで入れなかったゲームへ入ってみよう」
とする必要はありません。
まず保護者コントロールで現在の設定を確認してください。
13~15歳扱いになっていても、保護者からダイレクトチャットや特定ゲームを管理できる部分は残っています。
一方、16歳以上の扱いになると、親が直接変更できる項目はかなり少なくなります。
年齢を訂正できるまで実年齢に合わない新機能を使わない、と家庭で決めておく方が分かりやすいでしょう。
「本人が使いこなせるか」と「使える年齢か」は別
「うちの子はしっかりしているから、13歳向け機能を12歳で使っても大丈夫では?」
と感じる家庭もあるでしょう。
しかし今回の問題は、子どもがその機能を使いこなせるかどうかではありません。
ロブロックスが実年齢に応じて設定している安全機能の土台そのものが違っていることです。
高い年齢層になることで、
遊べるゲームが変わる。
交流できる年齢層が変わる。
ボイスチャットなどの対象になる。
親の課金限度額が外れる。
親が利用時間を直接制限できなくなる。
といった複数の変化が起こります。
だから「使えるようになったから使う」ではなく、「本来その機能が使える年齢なのか」を基準にした方がよいでしょう。
年齢が高く判定されたら「どの境目を越えたか」を見る
顔年齢推定で1~2歳程度ずれたとしても、影響は同じではありません。
重要なのは、ロブロックス上の年齢区分の境目を越えたかどうかです。
7歳が8歳なら、同じ5~8歳です。
10歳が11歳なら、同じ9~12歳です。
しかし、
8歳が9歳。
12歳が13歳。
15歳が16歳。
17歳が18歳。
と判定されれば、アカウントの扱いや機能が変わります。
高く判定されたときは「何歳ずれた?」だけを見るのではなく、
「どの年齢層へ移ってしまった?」
を確認してください。
そこが、放置してよい表示上の違いなのか、ゲーム・チャット・親の管理に影響する誤判定なのかを見分ける一番分かりやすいポイントです。
使える機能が増えても、実年齢へ直した方がいい
ロブロックスの年齢確認は、大人向け機能を解放するためだけの仕組みではありません。
子どもの実年齢に合わせて、
何を遊べるか。
誰と交流できるか。
親がどこまで管理するか。
を変える仕組みです。
だから、年齢が高く判定されて機能が増えたとしても、それを「得した」と考えて残すものではありません。
特に13歳、16歳、18歳の境目を越えている場合は、親の管理や利用できる内容まで大きく変わります。
まず設定画面で現在の年齢層を確認する。
子どもならリンク済みの保護者から訂正できるか確認する。
13歳以上なら本人確認書類による確認を検討する。
18歳以上への誤判定なら、1回だけ使えるリセットを確認する。
この順番で、実際の年齢に合った状態へ戻すのが基本です。
出典
Roblox Corporation|Robloxの年齢確認について
Roblox Corporation|年齢を変更するにはどうすればいいですか?
Roblox Corporation|Robloxでは、子どもの年齢が上がるとどうなる?
Roblox Corporation|Safety at Roblox
Roblox Corporation|Age-Based Roblox Kids and Roblox Select Accounts Now Globally Available
日本語:年齢別Roblox Kids/Selectアカウントと保護者管理についての公式発表
Roblox Corporation|Content Maturity Labels
日本語:ゲームの内容を年齢に応じて分類する基準
Roblox Corporation|ボイスチャットをオンにするには?
Roblox Corporation|Roblox(ロブロックス)、全世界のユーザーを対象にチャット利用時の顔年齢確認システムを導入

