子どもから突然、
「ロバックス買って」
「あと100ロバックス欲しい」
と言われても、ロブロックスをしたことがない親には何のお金なのか分かりにくいでしょう。
Robux(ロバックス)は、ロブロックス内で使う仮想通貨です。
ただし、親が最初に知っておきたいのは「ゲームのお金」という意味だけではありません。
ロバックスで買えるものには、アバターの服のような見た目を変える物、そのゲームだけで使う特典、使えばなくなる物、毎月料金が発生するものまであります。
そのため「何ロバックス欲しい?」より先に、
「何を買うためのロバックス?」
を確認することが大切です。
- ロバックスは「ロブロックスを始めるためのお金」ではない
- 親が最初に知りたいロバックスの使い道は4種類
- アバターに使うロバックスは「見た目」を買っている
- ゲーム内には「一度だけ買う物」がある
- 同じゲーム内課金でも「何度でも買える物」は別に考える
- 「ゲームに入ること」自体にロバックスを使う場合もある
- 「一回払ったと思ったら翌月も減る」ものもある
- 「100ロバックスなら安い」では判断できない
- 買う前に見るなら「どこで・何回・いつまで」
- 購入後に「やっぱりいらない」は基本的に難しい
- ロバックス残高がある=親が課金したとは限らない
- 親はロバックスの使った履歴も確認できる
- 利用限度額を設定しても、すべてを止められるとは限らない
- 「無料ロバックス」は別物と考える
- 子どもに「ロバックスが欲しい」と言われたら、まず何を買うか聞く
- 出典
ロバックスは「ロブロックスを始めるためのお金」ではない
ロブロックス自体は無料で始められます。
多くのゲームも無料で参加できるため、ロバックスを持っていなければロブロックスで遊べない、という仕組みではありません。
ロバックスが登場するのは、主に遊びを追加したいときです。
たとえば、
アバターの服を変えたい。
ゲームの中で特別な能力を使いたい。
ゲーム内のお金を増やしたい。
特別な場所へ入りたい。
友達だけで遊べる場所を作りたい。
といったときに使われます。
つまりロバックスは「入場料」というより、ロブロックスの中で追加の物や機能を買うためのお金と考えると分かりやすいでしょう。
ただし、一部にはロバックスを払わなければ入れないゲームもあります。
親が最初に知りたいロバックスの使い道は4種類
細かな商品名を覚える必要はありません。
親が子どもの課金を判断するときは、まず次の違いを知っておくと整理しやすくなります。
| 子どもが欲しがっているもの | 何に使う? | 親が確認したいこと |
|---|---|---|
| アバター用品 | 自分のキャラクターの服・髪型・アクセサリーなど | ロブロックスのアバター用なのか |
| 一度買うゲーム内特典 | 特別な場所、能力、機能など | どのゲームで使えるのか |
| 何度も買える物 | ゲーム内通貨、回復用の物、一時的な強化など | 使い切ったあと再び欲しくならないか |
| 継続して払うもの | プライベートサーバーや定期購入など | 一回払いなのか、翌月も料金が発生するのか |
重要なのは、全部「ロバックスで買う」という点では同じでも、その後がまったく違うことです。
アバターに使うロバックスは「見た目」を買っている
ロブロックスでは、自分を表すキャラクターを「アバター」と呼びます。
マーケットプレイスでは、アバターの服、体、頭、アクセサリー、動きなどを探して購入できます。
子どもが、
「この髪が欲しい」
「この服にしたい」
「この顔が欲しい」
と言っているなら、このタイプでしょう。
これは特定のゲームで強くなるための課金とは違います。
自分のキャラクターを好きな見た目にするための買い物です。
ただし、「アバター用だから、どのゲームでも必ずその姿になる」とまでは考えない方がよいでしょう。
ゲーム側が独自のキャラクターや服装を使うこともあるためです。
親としては「何に効くアイテム?」と聞くより、「自分のキャラクターの見た目に使う物?」と確認すると区別しやすくなります。
ゲーム内には「一度だけ買う物」がある
次に、特定のゲームの中で使う「パス」があります。
パスは、一度ロバックスを払うことで、そのゲーム内の特別な機能や能力などを利用できるようにする仕組みです。
たとえば、
特別な場所へ入れる。
特別なアイテムを使える。
特別な能力が追加される。
といった内容があります。
何がもらえるかはゲームを作った人が決めます。
ここで親が確認したいのは、「ロブロックス全体で使える物ではなく、そのゲームの中の特典ではないか」という点です。
子どもが別のゲームへ移れば、その特典を使わなくなることもあります。
そのため、
「最近よく遊んでいるゲームなの?」
「そのゲームだけで使う物?」
まで聞くと、買う意味を判断しやすくなります。
同じゲーム内課金でも「何度でも買える物」は別に考える
ここは親が特に知っておきたい違いです。
ロブロックスのゲーム内には、一度だけ購入するパスとは別に、何度でも購入できる商品があります。
公式では、ゲーム内通貨、弾薬、ポーションなどが例として挙げられています。
ゲーム内通貨とは、そのゲームだけで使うコインやお金のようなものです。
たとえばロバックスを使ってゲーム内のお金を手に入れ、それを使ってゲーム内の商品を買う、という形です。
すると、
現実のお金
↓
ロバックス
↓
そのゲームのお金
↓
ゲーム内の商品
と、お金が何段階にも変わることがあります。
子どもから「100ロバックスだけ」と言われても、それが一回買えば終わる物とは限りません。
使い切れば、また同じ商品を購入できます。
親にとって大切なのは、値段だけではなく「これは一度買ったら終わりなのか、なくなったらまた買える物なのか」を見ることです。
「ゲームに入ること」自体にロバックスを使う場合もある
多くのロブロックスのゲームは無料で参加できますが、一部ではゲームへのアクセスそのものにロバックスが必要です。
これはアイテムを買うのとは違います。
ロバックスを払うことで、そのゲームへ入れるようになります。
一度購入する有料アクセスであれば、あとから価格が変わっても、購入済みの利用者は引き続きアクセスできます。
子どもが「このゲームを買いたい」と言った場合は、
ゲームの中の商品なのか。
そのゲームへ入るためのお金なのか。
を分けて確認するとよいでしょう。
「一回払ったと思ったら翌月も減る」ものもある
さらに注意したいのが、毎月料金が発生するものです。
たとえば一部のゲームでは、友達など招待した人だけで遊べる「プライベートサーバー」をロバックスで購入できます。
これはゲームの制作者が設定した料金を支払い、その後も毎月同じ日にロバックスが引かれる仕組みです。
解約すれば次回以降の更新を止められます。
また、ゲームによっては月額料金で継続的な特典を受ける「定期購入」もあります。
定期購入はロバックスまたは日本円などの現地通貨で設定される場合があります。
つまり、購入画面を見て「この金額ならいい」と判断するだけでは足りない場合があります。
「一回払ったら終わり?」
「毎月更新される?」
まで見る必要があります。
「100ロバックスなら安い」では判断できない
親からすると、最初は金額だけを見たくなります。
しかしロバックスの場合、先に使い道を確認した方が判断しやすくなります。
同じ100ロバックスでも、
ずっと使うアバター用品。
一つのゲームだけで使う特典。
数分で使い切るゲーム内商品。
何度でも買えるゲーム内通貨。
では意味が違います。
「100ロバックスならいい・悪い」ではなく、
「100ロバックスで何を買うのか」
を見るということです。
買う前に見るなら「どこで・何回・いつまで」
子どもが何かを欲しがったとき、ロブロックスの商品名まで親が覚える必要はありません。
画面を一緒に見て、
「どこで使える?」
「一回買えば終わり?」
「毎月かかる?」
を確認すれば、かなり判断できます。
「そのゲームでしか使えない」と分かったとしても、それだけで買ってはいけないという意味ではありません。
そのゲームを毎日遊んでいる子なら、本人にとって価値があることもあります。
反対に、今日初めて入ったゲームで、何度でも購入できる商品を欲しがっているなら、一度様子を見るという判断もできます。
使い道によって考え方を変えることが重要です。
購入後に「やっぱりいらない」は基本的に難しい
ロバックスを使う前に確認した方がよい理由がもう一つあります。
Roblox公式では、購入後に「気に入らなかった」「間違えて買った」という理由で、通常ロバックスを戻すことはできないと案内しています。
アバター用品の多くには、購入前に試着できる機能があります。
ゲーム内の商品についても、購入画面や商品の説明を確認してから決めた方がよいでしょう。
特に子どもが、
「友達が持っているから」
「今すぐ欲しい」
と言ったときほど、何を買う画面なのかを一緒に見る意味があります。
ロバックス残高がある=親が課金したとは限らない
ロバックスは現実のお金で購入できますが、それだけが入手方法ではありません。
アバター用品を作って販売したり、自分でゲームを作って収益を得たりすることで、ロバックスを獲得する仕組みもあります。
加入しているサービスによってロバックスが付与される場合もあります。
そのため、子どものアカウントにロバックスがあるからといって、必ずしもその場で親のカードから購入されたとは限りません。
「このロバックスはどこから来たの?」
と気になったときは、残高だけではなく取引履歴を確認できます。
親はロバックスの使った履歴も確認できる
Robloxでは、ウェブブラウザから「マイトランザクション」という画面を開き、ロバックスの動きを確認できます。
そこでは、バーチャルアイテムやパスなどの購入履歴を確認できます。
子どもが、
「何に使ったか忘れた」
「勝手に減った気がする」
と言ったときは、推測するより履歴を見る方が確実です。
ロバックスの残高だけを見るのではなく、「何に減ったのか」を見られることを親も知っておくとよいでしょう。
利用限度額を設定しても、すべてを止められるとは限らない
保護者向け機能では、子どもがRobloxで使える月間金額の上限を設定できます。
課金が発生したときの通知を受け取る設定もあります。
ただし、ここにも注意点があります。
Roblox公式では、月間利用限度額はギフトカードの引き換えには影響しないと案内しています。
また、一部のゲーム機ではRoblox側の支出制限だけではなく、ゲーム機側でも購入制限を設定する必要があります。
「上限を設定したから、これで全部大丈夫」と考えるより、子どもがどの端末で購入するのかも含めて確認した方が確実です。
「無料ロバックス」は別物と考える
子どもがロバックスに興味を持つようになると、
「無料でロバックスがもらえる」
「ロバックスを増やせる」
という動画やサイトを見る可能性もあります。
Roblox公式は、「無料ロバックス生成ツール」のようなものは存在せず、そのような案内は詐欺だと明記しています。
ロバックスを買うかどうかとは別に、
「無料ロバックスをもらうために、外のサイトへログイン情報を入力しない」
ということは親子で確認しておいた方がよいでしょう。
子どもに「ロバックスが欲しい」と言われたら、まず何を買うか聞く
ロバックスそのものを難しく考える必要はありません。
ロブロックスの中で使うお金です。
ただし、親が本当に見るべきなのはロバックスの数ではありません。
子どもが、
アバターの見た目を変えたいのか。
そのゲームだけの特典を買いたいのか。
使い切る商品を買いたいのか。
毎月続くものへ加入しようとしているのか。
ここを分けることです。
だから、初めて「ロバックス買って」と言われたときの最初の返事は、
「いくら?」
より、
「何を買いたいの?」
の方が役に立ちます。
その画面を一緒に見れば、ロブロックスを詳しく知らない親でも、かなり判断できるようになります。
出典
Roblox Corporation|安全に関するよくある質問

