「ログインしたらロバックスがなくなっていた」
「知らない人に使われたような履歴がある」
こうしたときは、ロバックスを取り戻せるか調べる前に、まずアカウントへの侵入を止めます。
Roblox公式では、乗っ取られたアカウントから失われたアイテムや通貨について支援を求める場合、アカウントが侵害されてから30日以内に連絡するよう案内しています。
ただし、30日以内なら必ずロバックスが返ってくるわけではありません。
Robloxは、失ったバーチャルアイテムや通貨を元に戻せることを保証しておらず、対応できるのは非常に限られた場合としています。
そのため、
アカウントを安全な状態へ戻す。
ロバックスがどこへ動いたか確認する。
乗っ取られた時期を整理する。
30日以内にサポートへ連絡する。
この順番で進めます。
- 「30日以内」はロバックス返還の保証期間ではない
- まだログインできるなら、ロバックス確認より先に侵入を止める
- 「ログイン中の場所」から知らない端末を追い出す
- 不審なパスキーや二段階認証も確認する
- これからの二段階認証も設定する
- Robloxから「自分ではない操作」の通知が来ていないか確認する
- アカウントを守ったら「マイトランザクション」を見る
- 取引履歴は消さずに記録する
- Robloxから「Robuxを削除しました」という通知が来ていないかも見る
- ログインできないならパスワード再設定を試す
- サポートには最初に使っていたメール情報が重要になる
- 購入履歴や領収書も残しておく
- 30日以内に伝えるのは「ロバックスがなくなった」だけではない
- 乗っ取られた日が分からなくても待たずに連絡する
- 30日以内でも戻らない場合はある
- 自分で詐欺取引に応じた場合は「乗っ取り」と同じではない
- 特定ゲームのアイテムまでなくなっている場合は別確認が必要
- 保存したカードで勝手にRobuxまで買われていたら別問題
- 相手が分かっているなら通報もする
- アカウントが戻ったら「原因」を残したまま使わない
- 最初の優先順位は「ロバックスを探す」ではない
「30日以内」はロバックス返還の保証期間ではない
最初に30日の意味を間違えないようにします。
Roblox公式が案内している30日は、乗っ取られたアカウントで失ったアイテムやロバックスについて、回復の支援を求める場合の連絡期限です。
「30日以内に問い合わせれば必ず返してもらえる」
という制度ではありません。
Robloxは、アカウントを以前の状態へ戻せることや、失ったバーチャルアイテム・通貨を回収できることを保証していません。
非常に限られた状況で、失った在庫やそのおおよその価値を回復できる場合があるという案内です。
反対に、この30日は「30日を過ぎたらアカウントへ二度とログインできない」という意味でもありません。
アカウントを取り戻すことと、失われたロバックスやアイテムの回復を求めることは分けて考えます。
まだログインできるなら、ロバックス確認より先に侵入を止める
アカウントへまだ入れる場合は、残高を何度も確認するより先にアカウントを守ります。
ただし、怪しい外部サイトからファイルを入れた、ブラウザ拡張機能を追加した、チートや無料ロバックスをうたうプログラムを使った覚えがある場合は、先にそれらを取り除きます。
Roblox公式も、乗っ取り後の手順として、まず不審なダウンロードやブラウザ拡張機能を削除し、パソコンのウイルスチェックを行うよう案内しています。
原因が端末側に残ったままパスワードだけを変更すると、新しいログイン情報まで盗まれる可能性があるからです。
その後、Robloxのパスワードを変更します。
同じパスワードを別サービスでも使用している場合は、そちらについても変更を考えます。
「ログイン中の場所」から知らない端末を追い出す
パスワードを変えたら、ほかの端末に残っているログイン状態も確認します。
Robloxの、
設定
↓
セキュリティ
↓
「ログイン中の場所」
を開きます。
ここでは、ログインしている端末、おおまかな地域、最後に利用された時間などを確認できます。
見覚えのない端末があれば、そのセッションをログアウトします。
乗っ取られた可能性が高い場合は、「その他すべてのセッションからログアウト」を使って、現在操作している端末以外をまとめてログアウトする方法もあります。
「パスワードを変えたから大丈夫」で終わらせず、攻撃者がまだログインした状態で残っていないか確認してください。
不審なパスキーや二段階認証も確認する
攻撃者がアカウントへ入ったあと、自分が戻れないようにログイン方法を追加・変更するケースもあります。
設定から、メールアドレス、電話番号、二段階認証、パスキーなどを確認します。
特にパスキーは、
設定
↓
アカウント情報
↓
ログイン方法
から管理できます。
自分が追加した覚えのないパスキーがある場合は削除します。
二段階認証についても、自分が管理できる状態になっているか確認します。
アカウントを取り戻した直後は、「パスワードだけ自分のものに戻った」状態ではなく、ログイン方法全体を自分の管理下へ戻すことが重要です。
これからの二段階認証も設定する
アカウントを安全な状態へ戻したら、二段階認証を設定します。
二段階認証とは、パスワードだけでなく、別の確認方法も使って本人かどうかを確かめる仕組みです。
Robloxでは認証アプリ、メール、セキュリティキーなどの方法があります。
バックアップコードも保存できます。
さらにRobloxには、パスキーなどフィッシングに強い方法を使う「強化された保護」も用意されています。
ただし、二段階認証を設定したから今後絶対に乗っ取られないという意味ではありません。
ログイン情報や確認コードを他人へ渡さないこと、不審なサイトに入力しないことも必要です。
Robloxから「自分ではない操作」の通知が来ていないか確認する
2026年現在、Robloxには「遅延アクション」という保護機能があります。
見慣れない端末などから、ロバックスなどの資産移動や重要なアカウント変更が行われようとした場合、数時間程度処理を保留することがあります。
このとき、登録メールやログイン済み端末へ通知が届く場合があります。
自分が操作していない内容なら、「自分ではない」という選択肢から拒否します。
まだ処理が完了していなければ、不審なセッションをログアウトさせられる場合があります。
乗っ取りに気づいたら、Robloxから届いていたセキュリティメールやアプリ通知も確認してください。
アカウントを守ったら「マイトランザクション」を見る
次に、なくなったロバックスがどう動いたのかを確認します。
ブラウザ版Robloxへログインし、画面右上のロバックス表示から残高を選ぶと「マイトランザクション」を開けます。
ここでは、ロバックスの入出金概要だけでなく、
ロバックスの購入。
アイテムやパスの購入。
販売。
クリエーター報酬。
グループからの支払い。
などを種類ごとに確認できます。
乗っ取られたと思われる日時の前後を見て、
自分では買っていない商品。
覚えのない取引。
普段とは違うロバックスの動き。
がないか確認します。
取引履歴は消さずに記録する
見覚えのない取引を見つけたら、まず記録を残します。
いつ起きたか。
いくら減ったか。
どの種類の取引として表示されているか。
相手や商品名が確認できるなら、その情報。
乗っ取り前の残高が分かる資料。
現在の残高。
スクリーンショットで保存できるものは残しておきます。
サポートへ、
「ロバックスがなくなりました」
とだけ伝えるより、
「○月○日ごろに侵害に気づき、○ロバックス減っていて、履歴にはこの取引がある」
と説明できる方が状況を整理できます。
Robloxから「Robuxを削除しました」という通知が来ていないかも見る
残高が減ったからといって、必ず誰かに盗まれたとは限りません。
Robloxでは、元の購入について返金処理が行われた場合、その購入に対応するロバックスがアカウントから削除されることがあります。
この場合はRobloxからアカウントの受信箱へ通知が送られます。
そのため、
取引履歴に不正利用がある。
単に残高だけ減っている。
Robloxから削除通知が来ている。
では原因が違います。
乗っ取りと決めつける前に受信箱も確認してください。
ログインできないならパスワード再設定を試す
攻撃者にパスワードを変えられてログインできない場合は、Robloxのアカウント回復からパスワードの再設定を試します。
登録済みのメールアドレスや電話番号が残っていれば、そこから復旧できる場合があります。
しかし、メールアドレスや二段階認証まで変更されていると、自分だけでは戻せない場合があります。
その場合はRobloxサポートへ進みます。
サポートには最初に使っていたメール情報が重要になる
Roblox公式は、乗っ取られてログインできない場合の所有者確認として、
アカウントへ最初に追加したメールアドレス。
最初の支払いで使った請求用メールアドレス。
を使って問い合わせるよう案内しています。
攻撃者が現在のメールアドレスを変更していても、以前の情報は所有者確認に役立ちます。
ただし、これを出せば必ずアカウントが戻るという保証ではありません。
Robloxはアカウント情報全体を確認したうえで判断します。
購入履歴や領収書も残しておく
過去にRobuxを購入しているなら、その購入記録も確認しておきます。
Apple。
Google Play。
Microsoft。
Xbox。
Amazon。
Samsung。
Xsolla。
など、購入した場所によって領収書の確認場所が違います。
Robloxへ領収書を提出する場合、注文番号、請求先、購入商品、金額などが確認できる資料が求められることがあります。
「アカウントが自分のものだった」と説明する資料として使える可能性があるため、以前の購入メールを消さないようにします。
30日以内に伝えるのは「ロバックスがなくなった」だけではない
失ったロバックスについて支援を求めるなら、30日以内にサポートへ連絡します。
その際には、できる範囲で状況をまとめます。
たとえば、
アカウントのユーザーネーム。
乗っ取られた、または異常に気づいた日。
最後に正常に使えた日。
ログインできるかどうか。
メールアドレスやパスワードを変更されたか。
ロバックスが何ロバックス減ったか。
取引履歴で確認できた内容。
不審なログインや通知があったか。
フィッシングサイトへ入力した覚えがあるか。
不審なブラウザ拡張機能などを利用したか。
といった内容です。
正確に分からない部分は、推測を確定事項として書かず、
「○月○日に気づいた」
「○月○日までは正常だった」
という分かる範囲を伝えます。
乗っ取られた日が分からなくても待たずに連絡する
いつ侵害されたのか正確に分からない場合もあります。
昨日まではあったと思う。
一週間ログインしていなかった。
久しぶりに入ったらロバックスが消えていた。
このような場合に、「正確な日付が分かるまで調べてから問い合わせよう」と待つ必要はありません。
30日の基準がある以上、まずサポートへ連絡します。
そのうえで、
最後に正常だった日。
最初に異常を確認した日。
取引履歴上の最初の不審な取引の日。
を分けて伝えます。
30日以内でも戻らない場合はある
ここは期待を持たせすぎないようにする必要があります。
Roblox公式は、侵害されたアカウントについて、以前の状態へ戻すことや、失ったアイテム・バーチャル通貨を回復することを保証していません。
非常に限られた状況で、失った在庫やそのおおよその価値を回復できる場合があるという扱いです。
したがって、
「30日以内だから返還請求できる」
ではなく、
「回復の検討をしてもらうために、30日以内に連絡しておく」
と考えます。
自分で詐欺取引に応じた場合は「乗っ取り」と同じではない
もう一つ分けたいのが、外部取引です。
たとえば、
「限定アイテムをあげるから先にRobuxを送って」
「Discordで取引しよう」
「外部サイトなら安く買える」
などと言われ、自分でRobuxやアイテムを渡した場合です。
Robloxは、公式システム外で行われたプレイヤー同士の取引を保証せず、そこで失ったアイテムや通貨を回収することもできないと案内しています。
一方、
偽サイトへログインしてしまいアカウントを乗っ取られ、その後勝手にロバックスを使われた。
という場合は、アカウント侵害の問題です。
「詐欺に遭った」という言葉だけでは同じにせず、
自分で取引を実行したのか。
第三者にアカウントを操作されたのか。
を整理してサポートへ伝えます。
特定ゲームのアイテムまでなくなっている場合は別確認が必要
乗っ取られたあと、ロバックスだけでなく特定のゲームのペットやゲーム内アイテムまでなくなっていることがあります。
Roblox上のロバックスやマーケットプレイスのアイテムと、それぞれのゲーム制作者が管理しているゲーム内アイテムは同じではありません。
Roblox公式も、ゲーム内のアイテムやパスについて問題がある場合は、そのゲームの制作者へ問い合わせるよう案内しています。
そのため、
Robuxが消えた問題。
Roblox全体のアイテムが消えた問題。
特定ゲームの中だけのアイテムが消えた問題。
を分けて確認した方がよいでしょう。
保存したカードで勝手にRobuxまで買われていたら別問題
攻撃者が持っていたロバックスを使っただけではなく、登録していたクレジットカードなどで新たにRobuxを買っていた場合は、現金の不正請求も発生しています。
これは、
「持っていたロバックスを盗まれた」
問題とは別です。
カード明細やApple・Google Playなどの購入履歴を確認し、身に覚えのない日本円の購入があるなら、アカウント復旧と並行して不正請求についてもRobloxや実際の決済元へ確認します。
日付・金額・支払い方法・購入履歴を残しておきます。
相手が分かっているなら通報もする
誰がロバックスを盗んだのか分かっている場合でも、相手へ直接、
「返せ」
と長くやり取りすることが回復手続きになるわけではありません。
Robloxには違反行為を通報する機能があります。
詐欺サイトへの誘導。
パスワードを聞き出そうとしたチャット。
外部取引を持ちかけたメッセージ。
など、具体的な違反内容が残っているなら、その内容を指定して通報します。
プロフィールだけを通報するより、「何をされたのか」が分かる具体的なチャットやコンテンツを通報する方がRoblox側に状況が伝わります。
ただし、通報とロバックス回復の問い合わせは目的が違います。
サポートへの連絡も別に行います。
アカウントが戻ったら「原因」を残したまま使わない
無事にアカウントへ戻れたとしても、そこで終わりではありません。
乗っ取られた原因が、
偽のRobloxログインサイト。
怪しいブラウザ拡張機能。
無料Robuxサイト。
チートツール。
画面共有。
ログイン確認コードの共有。
だったなら、その原因を残したまま使わないようにします。
特にRoblox公式は、パスワードだけでなく、ブラウザのクッキー、二段階認証コード、バックアップコードも他人へ渡さないよう案内しています。
「パスワードを教えていないから大丈夫」ではありません。
最初の優先順位は「ロバックスを探す」ではない
ロバックスが大量になくなっていると、どうしても残高だけを先に追いたくなります。
しかし、攻撃者がまだログインしているなら、その間にも被害が増える可能性があります。
最初に、
不審なソフトや拡張機能を除去する。
パスワードを変更する。
他のセッションをログアウトする。
不審なパスキーなどのログイン方法を確認する。
二段階認証を設定する。
ここまで行ってアカウントを自分の管理へ戻します。
その後で取引履歴を確認し、証拠を保存します。
そして、失ったロバックスについて回復の支援を求めるなら、30日を待たずにRobloxへ連絡します。
30日は「戻る保証」ではありません。
回復の可能性を残すために、連絡を先延ばしにしないための期限として考えるのが正確です。
出典
Roblox|My account was hacked – What do I do?(アカウント侵害・30日以内の連絡に関する公式資料)
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Roblox|Where are my Robux?(ロバックス残高・取引履歴の確認方法)
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Roblox|Session Management(ログイン中セッションの確認・一括ログアウト)
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Roblox|Delayed Actions(不審な資産移動等を保留するセキュリティ機能)
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Roblox|アカウントに2段階認証を追加する
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Roblox|パスキーを使ってログインする
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Roblox|お問い合わせ
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Roblox|How to find your purchase receipts(購入領収書の確認方法)
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Roblox|How to Report Rule Violations(違反行為の通報方法)
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Roblox|Contacting an Experience’s Creators for Help(ゲーム内アイテム問題の問い合わせ先)
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