「急にロブロックスができなくなった」
「アカウントをBANされたみたい」
子どもからそう言われても、最初から規約違反と決めつける必要はありません。
ロブロックス(Roblox)では、アカウント全体に対する利用停止のほか、特定のゲームだけに入れない状態、保護者が設定した利用時間制限、年齢によるゲーム制限などでも「遊べない」状態になります。
本当にRobloxからアカウントを停止されたのであれば、まず確認する場所は検索サイトではありません。
子どものアカウントに表示されているRobloxからの停止通知です。
そこから「何が止められたのか」「どの違反が理由とされているのか」「異議申し立てはどこから行うのか」を確認します。
最初に「Roblox全部」が使えないのか確認する
まず子どもに「何をしようとしたら使えなかったのか」を確認します。
一つのゲームに入れないだけなのか。
Roblox自体にログインしても停止を知らせる画面になるのか。
この違いは重要です。
特定のゲームだけに入れず、ほかのゲームには入れるのであれば、Robloxアカウント全体が停止されたとは限りません。
ゲームのクリエーターが、そのゲーム内だけで利用を禁止している場合があります。
たとえばエラーコード267でゲームへのアクセス停止が表示されるケースでは、Roblox公式も「Robloxによるアカウント停止ではなく、そのゲームのクリエーターによる停止」と案内しています。
この場合、RobloxサポートにアカウントBANの解除を申し立てても解除してもらえません。
問い合わせ先は、そのゲームのクリエーターです。
「今日はもう使えない」ならスクリーンタイムも確認する
子どものアカウントと保護者アカウントを連携している家庭では、スクリーンタイムという1日の利用時間上限を設定できます。
設定時間に達すると、子どもには上限に達したというメッセージが表示され、その日はRobloxを利用できなくなります。
これも規約違反による停止ではありません。
保護者アカウントの、
「設定」
↓
「保護者コントロール」
↓
対象の子ども
↓
「スクリーンタイム」
を確認します。
また、保護者は特定のゲームをブロックすることもできます。
「昨日まで遊べたゲームだけ突然入れなくなった」という場合には、アカウント停止を疑う前に、保護者設定や子どもの年齢に応じたゲーム制限も確認します。
自分で停止したアカウントとRobloxからの処分は別
Robloxには、ユーザー自身がアカウントを「停止」する機能もあります。
この停止ではアカウントが無効になり、プロフィールなどが表示されなくなりますが、Robloxへ再びログインすることで再開できます。
保護者が以前設定を変更した、子どもが設定画面を操作した、といった可能性があるなら、これもモデレーションによる処分とは分けて考えます。
つまり「アカウント停止」という日本語だけでは、何が起きているのか判断できません。
本当のアカウント停止なら、まず停止通知を見る
Robloxによるモデレーション、つまりルール違反などを理由とした利用制限なら、Robloxは対象ユーザーに決定を通知する仕組みです。
まず、停止された子どものアカウントでRobloxへログインし、表示される通知を確認します。
ここで見るのは、
何の理由で措置が行われたと表示されているか。
一時的な停止なのか、より重いアカウントレベルの措置なのか。
異議申し立てを行う場合、どの方法を使うよう案内されているか。
という部分です。
子どもに「何をしたの?」と問い詰める前に、まずこの画面を確認したほうが状況を整理しやすくなります。
子どもの説明とRobloxに表示されている理由が一致するとは限らないからです。
停止通知はスクリーンショットで残しておく
表示された停止通知は、消したり先へ進んだりする前にスクリーンショットを残しておきます。
特に、
表示された違反理由。
停止の期間。
表示された日時。
異議申し立てについての案内。
が分かる状態で残します。
後からRobloxサポートに問い合わせる場合、「急にBANされました」だけでは状況を説明しにくいためです。
また、子どもが直前に何をしていたかについても、この段階で聞いておきます。
チャットをしていた。
ボイスチャットを使っていた。
画像やゲームなどを作成・公開していた。
友達とトラブルになって通報された。
など、事実として分かる範囲だけ整理します。
「たぶんこれが原因だろう」と推測して異議申し立ての文章を作る必要はありません。
次に「違反と異議申し立て」を確認する
停止通知から「Violations & Appeals」へ案内されている場合があります。
日本語なら「違反と異議申し立て」にあたるページです。
ここに対象の違反が表示されていれば、その措置について確認します。
重要なのは、「BANされた」という結果だけを見るのではなく、Robloxが何を問題として扱っているのかを確認することです。
Robloxでは、違反の重大性だけでなく、過去の行動や違反の繰り返しも考慮され、警告、短時間の利用制限、停止といったように措置が重くなる場合があります。
したがって、子どもが「今回のチャットだけでBANされた」と思っていても、その一件だけを見て処分の理由全体を判断することはできません。
「違反と異議申し立て」に何も出ない場合は?
停止通知は出ているのに、「違反と異議申し立て」の一覧に対象の措置が見つからないこともあります。
この場合、そこで「理由不明だから何もできない」と終わりではありません。
Roblox公式は、対象の違反が「違反と異議申し立て」に表示されない場合は、サポートフォームから異議申し立てを行うよう案内しています。
また、停止通知そのものに、
「違反と異議申し立てから手続きする」
のか、
「Robloxサポートフォームから手続きする」
のかが案内されます。
自分で申立て先を推測するのではなく、その停止通知に表示された方法を優先します。
理由を確認する前に、何度も異議申し立てしない
「子どもは何もしていないと言っているから、すぐ異議申し立てを出そう」
となりがちですが、先に停止理由を確認してから文章を作ったほうがよいでしょう。
Roblox公式では、通常、アカウントに対するモデレーション措置から30日以内に異議申し立てを行う必要があります。
また、一度そのモデレーション措置についてレビューが行われると、同じ措置をもう一度レビューしてもらうことはできず、重複した異議申し立ても審査されません。
そのため、一通目を「よく分からないけど解除してください」で使うより、
どの理由で停止されたのか。
子ども側の説明と何が違うのか。
誤りだと思うなら、何が誤っているのか。
を整理してから送るほうがよいでしょう。
日本から利用している通常のケースでは30日以内が基準です。
地域による違いもあり、欧州連合のユーザーには最初のモデレーション決定から6か月の異議申し立て期間が設けられています。
保護者のアカウントから勝手に別件として送らない
アカウントの異議申し立てでは、停止されたアカウントのユーザーネームと、申立て理由を伝えます。
Roblox公式は、プライバシー保護のため、原則としてアカウントの所有者だけが異議申し立てできるとしています。
また、対象アカウントについて有効なメールアドレスから連絡するよう案内しています。
子どもの代わりに保護者が文章を整理する場合でも、
どの子どものアカウントについての申立てなのか。
停止通知には何と表示されているのか。
なぜその判断を見直してほしいのか。
を対象アカウントに結び付けて伝えることが重要です。
子どもが「何もしていない」と言っても、最初は理由確認まででいい
アカウントが突然使えなくなると、保護者としては「何をやったの?」と聞きたくなるかもしれません。
ただ、Robloxの内容審査には自動システム、人による確認、その両方が使われています。
そのため、
「子どもが悪い」
「Robloxの誤BANだ」
のどちらかを最初から決める必要はありません。
まず、
本当にアカウント全体が停止されたのか。
Robloxの停止通知に何と書かれているのか。
「違反と異議申し立て」に何が表示されているのか。
を確認します。
その内容と、子どもが覚えている直前の行動を照らし合わせてから、異議申し立てが必要か判断します。
「遊べない場所」で確認先を変える
子どもから「ロブロックスをBANされた」と言われたとき、最初に探すべきなのは「BANされる理由一覧」ではありません。
一つのゲームだけなら、そのゲームのクリエーターによる停止を確認します。
その日だけRoblox全体が使えないなら、スクリーンタイムを確認します。
特定のゲームだけ見えないなら、保護者設定や年齢による制限を確認します。
アカウント自体に入ったときRobloxから停止通知が表示されるなら、そこで初めてモデレーションによるアカウント停止として、停止理由と異議申し立て方法を確認します。
「なぜBANされたのか」を推測するより、「どこまで使えないのか」と「Robloxが何を理由として表示しているのか」を先に確認する。
これが、子どものアカウントが突然使えなくなったときの最初の対応です。
出典
Roblox|Roblox(ロブロックス)のコンテンツ内容審査
Roblox|Appeal Your Content or Account Moderation(アカウント・コンテンツへのモデレーション措置の異議申し立て方法に関する公式資料)
Roblox|Roblox利用規約
Roblox|アカウントの停止や削除をするにはどうすればよいですか?
Roblox|エラーコード267:バーチャル空間へのアクセス停止
Roblox|保護者コントロールの概要
Roblox|Managing Screen Time(子どものスクリーンタイム制限についての公式資料)
Roblox|Roblox Status

