子どもから、
「100ロバックスだけ使いたい」
「このゲームでロバックスが必要」
と言われても、初めて見る親には何を買おうとしているのか分かりにくいかもしれません。
ロブロックス(Roblox)では、専用通貨の「ロバックス(Robux)」を、アバターの服やアクセサリー、ゲーム内アイテム、特別な機能、有料ゲームへの入場、プライベートサーバーなど、さまざまな場所で使えます。
ただし、最初に知っておきたいことがあります。
「ロバックスを使うこと」と「その場で現金を支払うこと」は、必ずしも同じではありません。
すでに買ってあるロバックスを使っているだけの場合もあれば、残高が足りず新しくロバックスを購入する場合もあります。
さらに、現在はロバックスを使わず円などで直接支払う商品もあります。
親はまず、「何を買おうとしているのか」を分けて見ることが大切です。
ロバックスはロブロックス全体で使うお金
ロブロックスのゲームには、ゲーム内だけで使うコインやポイントが登場することがあります。
たとえば敵を倒したり、アイテムを集めたりしてゲーム内のお金が増えることがあります。
これは通常、そのゲームの中だけで使うものです。
一方のロバックスは、ロブロックス全体で使う仮想通貨です。
実際のお金で購入することができ、アバター商品や対応ゲームの有料機能などに使います。
子どもの画面に「100」と表示されていても、それだけではどちらか分かりません。
親が最初に見るなら、数字の横にロバックスのマークが付いているかを確認します。
ゲーム内で遊んでためたコインなのか、ロブロックス全体で使えるロバックスなのか。
ここを分けるだけでも、課金画面をかなり理解しやすくなります。
ロバックスを使う場所1|アバターの服やアクセサリー
分かりやすい使い道が、アバターの見た目です。
アバターとは、ロブロックスの中で自分の分身として使うキャラクターです。
「マーケットプレイス」では、服、アクセサリー、体、頭、アニメーションなど、アバターを変えるための商品を探せます。
ゲーム内の剣や回復アイテムとは違い、アバター商品は自分のロブロックスのキャラクターに持たせるものです。
さらに現在は、マーケットプレイスだけでなく、遊んでいるゲームの中からアバター商品を購入できる場合もあります。
そのため、子どもがゲーム中に、
「この服が欲しい」
と言っても、それがそのゲームだけで使う服とは限りません。
購入前に、
「ロブロックス全体のアバターに付けるもの?」
「このゲームだけのアイテム?」
と確認すると、何を買おうとしているのか分かりやすくなります。
ロバックスを使う場所2|一度買えば使える「パス」
ゲームを遊んでいる途中で、「パス」と呼ばれる商品が表示されることがあります。
パスは、基本的に一度ロバックスを払って購入すると、そのゲーム内で特別な機能を使えるようになる商品です。
たとえば、
特別な場所へ入れる。
便利な能力を使える。
特別なゲーム内アイテムを使える。
永続的に能力を強化できる。
といった内容を制作者が設定できます。
親が見るときに重要なのは「一度きりの購入か」という点です。
100ロバックスのパスを買ったあと、同じパス代が翌日また自動的に取られるというタイプの商品ではありません。
ただし、そのパスが使えるのは基本的にそのゲームです。
別のゲームでも同じ特典が使えるとは考えないほうがよいでしょう。
ロバックスを使う場所3|何度でも買えるゲーム内商品
パスとは反対に、同じものを何度でも購入できる商品もあります。
たとえば、
ゲーム内のお金。
回復アイテム。
弾薬。
一時的な能力アップ。
ゲームを進めるための消費アイテム。
などです。
こうした商品は、1回の価格が小さくても繰り返し購入できます。
ここが親にとって特に見分けたいところです。
「100ロバックスだから少額」
と思っていても、同じ100ロバックスの商品を何度でも買えるなら、使う量は増えていきます。
子どもから購入を頼まれたら、
「これ、一度買えば終わり?」
「使ったらなくなる?」
を確認すると判断しやすくなります。
商品名を覚える必要はありません。
一度きりなのか、また買えるのかを見ることが大切です。
ロバックスを使う場所4|ゲームそのものに入る料金
ロブロックスには無料で入れるゲームが多数あります。
一方で、ゲームそのものへのアクセスにロバックスを設定することもできます。
この場合は、
「無料でゲームに入って、その中でアイテムを買う」
のではありません。
そのゲームを始めるために、最初にロバックスを支払います。
基本的には一度購入すれば、そのゲームへのアクセス権を維持できる形です。
子どもから、
「このゲームをするのにロバックスが必要」
と言われた場合は、
「ゲーム内のアイテムが欲しいのか」
「ゲームへ入ること自体が有料なのか」
を分けて確認しましょう。
ロバックスを使う場所5|友達だけで遊ぶプライベートサーバー
ゲームによっては、「プライベートサーバー」を利用できます。
これは、自分が招待した人などに参加者を絞って遊べる専用の場所です。
無料で提供される場合もありますが、制作者がロバックス料金を設定している場合があります。
ここで注意したいのは、一度きりの購入とは限らないことです。
有料のプライベートサーバーでは、毎月ロバックスが必要になる場合があります。
継続中であれば、更新日にロバックス残高から自動的に差し引かれます。
つまり、
「友達だけで遊びたいから100ロバックス」
と一度払って終わりとは限りません。
購入画面では、月額なのか、次回の更新があるのかを確認しましょう。
ゲーム内の定期購入では毎月料金がかかる
ゲームによっては、毎月特典を受けられる定期購入があります。
一定期間ごとにゲーム内アイテムや特典を受けられる仕組みです。
これは一度買えば終わるパスとは違います。
現在のRobloxでは、ゲーム内の定期購入はキャンセルしない限り自動更新されます。
さらに重要なのが、支払い方法です。
定期購入によってはロバックスで支払うものと、円などの実際の通貨で支払うものがあります。
つまり、
「ロブロックスで何か買う=必ずロバックス」
ではありません。
子どもから購入画面を見せられたら、
「ロバックス表示?」
「円表示?」
「毎月?」
を見ると、その購入が何なのか判断しやすくなります。
「ロバックスを使った」と「現金が今引き落とされた」は別
ここが親には特に分かりにくいところです。
たとえば、子どものアカウントに500ロバックス残っているとします。
その中から100ロバックスのパスを買えば、残高は400ロバックスになります。
この購入操作だけで、毎回クレジットカードから100ロバックス分の現金が新しく引き落とされるわけではありません。
以前に現金で購入したロバックスを使っただけだからです。
一方、残高が足りず、新しくロバックスを購入すれば、そこで実際のお金による支払いが発生します。
親が知りたいのが「今お金がかかったのか」であれば、
商品価格だけでなく、
購入前にロバックス残高があったのか。
新たにロバックスを買ったのか。
を見る必要があります。
ロバックス自体はどこで買う?
ロバックスは、Roblox公式によると、モバイルアプリ、ブラウザ、PlayStation、Xboxなど対応する環境から購入できます。
ギフトカードを利用して購入する方法もあります。
つまり、
現実のお金
↓
ロバックスを購入
↓
ロバックス残高
↓
アバターやゲーム内商品に使用
という流れが基本です。
ただし前述したように、定期購入や有料アクセスなどでは、商品によって現地通貨で直接支払う仕組みもあります。
そのため「ロバックス残高を見ていれば、ロブロックス内の支出が全部分かる」とは限りません。
購入履歴を見ると「何に使ったか」を確認できる
子どもから、
「ロバックスが減った」
と言われても、何に使ったのか分からない場合があります。
その場合は、ロバックスの残高だけでなく取引履歴を確認します。
Robloxでは、ロバックスの支出履歴を確認できます。
何となく残高だけを追うより、
いつ減ったのか。
何を買ったのか。
繰り返し購入していないか。
を見るほうが、使い方を把握しやすくなります。
特にゲーム内の何度でも購入できる商品は、1回ずつ見ると少額でも、回数が増える場合があります。
「いくら持たせるか」だけでなく、「何に使ったか」を一緒に見ることが大切です。
親は購入画面で「3つ」を見る
ロブロックスの商品名を全部覚える必要はありません。
子どもから「これ買って」と言われたら、まず3つ確認します。
「何で払う?」
「一度だけ?」
「どこで使える?」
ロバックスで払うのか、円など実際のお金で払うのか。
一度買えば終わるのか、何度でも買えるのか、毎月続くのか。
ロブロックス全体のアバターに使うのか、そのゲームの中だけなのか。
この3つが分かれば、購入の意味はかなり判断できます。
たとえば、
「100ロバックス・一度きり・このゲームだけ」
ならゲームパスのような商品かもしれません。
「50ロバックス・何度でも買える・使うとなくなる」
なら消費型のゲーム内商品です。
「毎月100ロバックス」
ならプライベートサーバーなど、継続して残高が減る商品かもしれません。
「月額○円」
なら、ロバックスではなく実際のお金で自動更新される定期購入の可能性があります。
大切なのは、「100だから安い」と数字だけで判断しないことです。
13歳未満なら支出上限と通知も確認する
子どもがロブロックスを利用する場合、保護者向けの支出管理機能もあります。
ほとんどの地域では、13歳未満の子どもについて、親が月ごとの支出上限を設定できます。
子どもが購入した際に通知を受け取る設定も可能です。
ただし、月間支出上限はギフトカードの利用には適用されません。
そのため、
「上限を設定したから、どの方法でもそれ以上は絶対使えない」
とは考えないほうがよいでしょう。
ギフトカードを渡す家庭なら、カード側の金額も含めて管理します。
まとめ
ロバックスは、ロブロックス内の一か所だけで使うお金ではありません。
アバターの服やアクセサリー。
ゲーム内の特別な機能を使えるパス。
何度でも買えるゲーム内アイテム。
ゲームそのものへの有料アクセス。
プライベートサーバー。
など、複数の場所で使われます。
さらに現在は、ゲーム内の定期購入など、ロバックスではなく円などの実際のお金を直接支払う商品もあります。
親が見るときは、
「ロバックスを使った=その瞬間にカードへ請求された」
とは考えず、
新しくロバックスを買ったのか。
すでに持っていたロバックスを使ったのか。
ロバックスを使わず直接支払う商品なのか。
を分けます。
そして購入前には、
「何で払う?」
「一度だけ?」
「どこで使える?」
この3つを確認する。
これだけでも、子どもがロブロックスのどこでお金を使おうとしているのか、かなり判断しやすくなります。
出典
出典ページ:Robloxサポート「Robuxの取得方法」/Roblox「安全に関するよくある質問」/Robloxサポート「マーケットプレイス」/Roblox Creator Hub「パス」/Roblox Creator Hub「デベロッパー商品」/Roblox Creator Hub「ロバックスでの有料アクセス」/Robloxサポート「プライベート/VIPサーバー」/Robloxサポート「バーチャル空間内での定期購入」/Robloxサポート「毎月の支出制限額と課金通知」

